【映像をブラッシュアップ!】クリエイター勉強会

5/14土曜日の午後、第4回目のクリエイター勉強会を開催しました。
2ヶ月前に最初の勉強会を開催したときから、たくさんのチーム活動の写真や動画を撮影し、ストーリーを考えて、3分間の動画を作り上げて来ました。
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今回の勉強会では、映像編集ソフトウェアの、より凝った表現方法の質問や、テクニックへの質問が増え、実行委員のクリエイターチームは待ってましたと喜んで丁寧に教えています。
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他のクリエイターはどんなテクニックを使っているのか?その様子をのぞき込んで、お互いに勉強し合っています。
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まだ、これから仕事人インタビューの撮影を控えているチームでは、その部分を黒い画面にして、文字で説明を入れたり、ほぼ完成しているのではないかというようなチームもありました。
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音声の大きさが揃っていない箇所や、風などのノイズが気になる所、説明の文字が見えにくい箇所など、まだまだ修正する箇所はたくさん有ります。
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オリジナルのBGMを使っているチームもあり、各チームのアイデアがすばらしいです。
最後に、全チームの現在の動画を全員で見ました。大きな画面で見ると、いままで気付かなかった箇所が見えたり、この部分は撮り直した方が良いかななど、いろいろな気づきが得られたようです。
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残り1ヶ月あまり。更にブラッシュアップされた映像が期待できます。

【レポート:実行委員 ゆき】

 

知っていますか?奨学金のホントのところ – カナエールが目指すもの

■ 奨学金の現状
返済が滞る奨学金。ニュースはもとより、政治の舞台や、日々の会話の中でも「給付型奨学金」という言葉を耳にする機会が多くなったように思います。奨学金には貸与型奨学金(返済義務があるもの)と給付型奨学金(返済義務がないもの)があります。現在話題になっているのが貸与型奨学金の問題、そしてその解決策としてクローズアップされているのが給付型奨学金です。
実際の数字をシミュレーションしてみましょう。選んだ進路によりますが、貸与型奨学金を利用した場合、一般的に20代で300~600万円近くの借金を負うことになります。大学卒業後、就職できないと、返済遅れや返済不能に陥り、負の連鎖から逃れられない人も多くいるため、貸与型奨学金の未返還者は実に32万人を数えます。このことが社会問題としてクローズアップされているのです。
(西日本新聞より参照 http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/235895)
■ 一人暮らし1ヶ月あたりの生活費平均
初任給(平均)約20万7,450円(手取りだと17万程度)
奨学金返済額 平均300万 16年完済の場合・15,600円 

  • 家賃65,000円
  • 電気代3,500円
  • ガス代4,000円
  • 水道代3,000円
  • 食費 25,000円
  • 通信費、交際費、日用品、その他 50,000 円
  • 生活費合計:150,500円

この数字を見るとわかる通り、貯金はおろか、奨学金を返すのがやっと。冠婚葬祭などの急な出費が発生してしまうと、家計は火の車です。就職・転職がうまくいかなかったり、病気にかかって仕事ができなくなると万事休すその月に支払えなかった奨学金は、翌月に繰り越され、翌月は支払額が2倍に…。このようにして、負の連鎖がはじまるのです。おそらく正規雇用でないと、返済へのハードルは相当高い数字となっています。これが奨学金をめぐる厳しい現状なのです
 
■ 給付型奨学金としてのカナエール
 こうした中、カナエールは給付型奨学金の形を取っています。卒業までの間、月々3万円の奨学金を給付します。決して多い金額とは言えませんが、親を頼ることができず、学びながら働きながら、学業と生活を両立させなければならない若ものに、約40時間分のアルバイト代に相当する「時間のプレゼント」をすることで、進学率が20%(全国平均75%)、進学先の中退率が30%(全国平均10%)という社会的養護出身者をサポートすることができると考えています。近年では、日本財団による夢の奨学金を初めとして、地方公共団体や支援組織が社会的養護出身者を対象とするこの「給付型奨学金」に積極的に取り組む動きが見受けられます。多くの若ものに継続的な支援が差し伸べられればと思います。
 
■ カナエールと夢スピーチコンテスト
私も社会的養護に支えられた当事者の一人です。2007年に施設を退所後、四年制大学に進学。当時は奨学金の選択肢がほとんどなく、私が受けることができたのは、日本学生支援機構の「貸与型奨学金」のみ。
卒業して5年たった現在も奨学金の返済を続けています。そんな当事者の経験を持つ私が、実行委員として関わっているカナエール。その特徴をお話します。
 ・特徴①
多くの若ものは、とにかく奨学金が欲しい。何をするにしても先立つものはお金
—施設を卒業したら、1人で
生活しなくちゃいけないから。18歳で。
私たち当事者は『信頼できる大人との継続的な関係』を1番必要としています
—施設を卒業したら、1人で
何でも乗り越えなきゃいけないから。18歳で。
カナエールへの参加は、多くの場合、最初はお金が目的かも知れません。しかし、時間が経ってみると、お金以上にカナエールを通して自分を支えてくれた大人たちとの関係が大事だということに気づきます。カナエールに関わって、そんな若ものたちを多く目にして来ました。
 スピーチコンテストを終えた後も、カナエールその後をサポートする「グランドカナエール」や、運営団体である、ブリッジフォースマイルのその他のプログラムとも連携しながら、彼ら彼女らを支えます。前年の夢スピーチコンテストで自分の施設の先輩の姿を見て、応募をしてくれる奨学生も増えて来ました。決して多くの若ものをサポートできるプログラムではありませんが、社会的養護出身者のロールモデルとなるような、そんな先輩たちが生まれるプログラムであって欲しいと考えています。私も今、自分の後輩たちをカナエールというプログラムを通じてサポートしています。
・特徴②
カナエールからの奨学金給付には、夢スピーチコンテストでの「スピーチ」が参加条件になります。カナエールの特徴は「資金」と「意欲」の両面から若ものの夢をサポートすることです。
若ものは120日間かけて、初めて出会った大人たちと「自分の夢を大勢の前で語ること」に挑戦します。3人の社会人ボランティア(エンパワ)を初め、様々なプロの大人のサポートを受けながら、本番の舞台を目指します。
このスピーチコンテストへの出場が「資金の条件」であり「意欲の源泉」になるのです。
 
おわりに…
今年もカナエール 2016 夢スピーチコンテストが開催されます。後輩たちが夢を語る舞台が、今から楽しみでなりません。是非、会場でスピーチに耳を傾け、彼ら彼女らの夢を「支える人」の1人になってください。会場でお会いするのを楽しみにしています

【レポート:実行委員ゆきまる/協力:こーすけ】

 

【エンパワ日記】4人で作る虹の架け橋

こんにちは、東京ピンクのマネジャー、アイ~ンです。
カナエールで出会ったかけがえのない仲間、感じたことを書いてみました。
昨年の12月に会社のイントラに掲載されたカナエールの記事を見て、真剣に進学を目指しつつも社会のサポートを必要とする子ども達の存在とカナエールの活動を知りました。
今までも様々なボランティアの記事などは目にした事がありましたが、カナエールの記事は、特に心に強く響くものがあり、自分にも何かできることがないか?できることがきっとある!できることをしよう!と思いすぐに応募し、初めて参加をすることができました。
そして、2月末に出会ったのが、カナエルンジャーのゆっちぃ、エンパワメンバーのみおむ、あゆちゃん、アイ~ンの4人!
結成されたチーム名は、東京ピンク!
4人は、この時、初めて出会いましたが、不思議と初対面の感じがしなく、すぐに仲良くなりました。
東京ピンクが6月末のスピーチコンテストに向けて始動した瞬間です!
ゆっちぃは、お母さんが韓国出身で、幼い頃から周囲に優しく温かい心を持った韓国の方々と出会ってきたこともあり、将来は韓国と日本の人々が仲良く心を通じ合わせる事ができる通訳の仕事について、日韓の架け橋になり、両国の平和に貢献したいと思っている優しい心と信念を持った女の子!
小学校から韓国語の勉強を続け、この春に念願の語学大学に入学した頑張り屋さん!
最初に出会った時、自分の夢をしっかりと自身の言葉で伝えてくるゆっちぃの姿をみて、エンパワの大人3名も「全力でサポートするね!お互いに何でも遠慮なく家族のように話しましょう!」と約束!
ここに東京ピンクの絆が生まれました。
それから、毎日、LINEでのコミュニケーションを欠かさず、日常の出来事から、相談、何気ない話しまで、会えない時間も一緒にいるようにしていくことで、3月末の合宿の時は、毎日一緒にいるような感じをチームで持つ事が出来ました。
まさに、アイ~ンがお父さん、みおむがお母さん、あゆちゃんがお姉ちゃん、ゆっちぃが妹だね~ 」という話が自然に出るくるくらいに!
そして、合宿の時に作ったチームフラッグは、ゆっちぃの思い描いている日韓の架け橋を虹でイメージして作り上げました。
「チーム4人でこの虹の橋を渡りたい」とゆっちぃが言ってくれた時は、みんなが素敵な笑顔になれ、コンテスト本番に向けて、みんな一緒に全力で行こう!と約束しました。
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4月に入り、ゆっちぃも大学生になり、新たな生活が始まりました。
毎日、新しい出来事がたくさんある中で、新しい友達にもいろいろと刺激を受け、改めて自身の夢を見つめ、一歩一歩前に進んでいます。
その中で、先日、自分の夢を既に職業にしている方々に直接会って、話しを伺う「仕事人インタビュー」というカナエールの活動を体験しました。
ゆっちぃは、2名のプロの韓国語通訳者にインタビューをする事が出来ました。お二人ともゆっちぃの夢を聞き、自身の体験談や仕事のやりがいなどを話して下さり、ゆっちぃにとって、とても貴重な経験をすることができました。
インタビュー後の日々のLINEの中で、ゆっちぃの夢に対する温度感がさらに高まってきているのが、チーム全員に伝わってきています。
大学生になったばかりの時に、自分の夢を既に職業として実践しているプロの大人に話しを聞けるという経験は、きっと生涯の財産の一つになると思います。
ゆっちぃには、この経験も踏まえて、ぜひ夢の実現に向かって、進んでほしいとエンパワ全員が願っています。
2月末にチームが発足し、2ヶ月が過ぎました。
この時間の中で、様々な環境で育ってきたカナエルンジャーの思いや夢に接する中で、私達、大人は、今までの生き方や人生、そしてこれからの人生、自分の夢など、様々なことを考えるきっかけや時間を貰えたような気がしています
これは、カナエールの大きな魅力、カナエルンジャーからの贈り物だと思っています。
5月に入り、コンテスト本番が近づいてきました!
毎日、一緒にいることが難しい中で、東京ピンクは、家族のように、日々、声を掛け合いながら、4人全員でスピーチの壇上に立つこと、妹ゆっちぃの夢の実現に、歩みを止めずに、一緒に進んで行きます!
そして、みんなで素敵な笑顔になりましょう!
最後に、
今回、6月に東京、横浜の会場にて、18名のカナエルンジャーが、自身の夢、希望、思いを自分の言葉で熱く語ってくれるスピーチコンテストが開催されます。
4月1日より、チケットは発売されています。現在も好評販売中です。
ぜひぜひ、カナエルンジャーのみんなに会いにいらしてください。
アイ~ン(東京ピンク)
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【エンパワ日記】「夢」について考え、チームで語り合いました。

カナエール横浜ピンクは、カナエルンジャーの“ジェイ”を中心とした明るく元気なチームです。
ジェイは、昔から“ピンク”が大好き。 携帯カバーや靴ヒモなど、至るところにピンクが見え隠れしている恰幅のいい大きな男の子です♪
横浜ピンクのフラッグ
スピーチ原稿づくりが始まったのは、3月末のカナエール合宿。
 -自分の夢がもたらすこと
 -モチベーションになっているものは何か
 -夢の実現に向けてどんなことをしていけばいいのか、
 -夢がかなった時、自分はどんな風になっているんだろう
カナエルンジャーだけでなく、大人のエンパワも含め、それぞれの「夢」について考え、チームで語り合いました。
ジェイは「以前は調理師を目指してた」と明かしました。
しかし、高校入学後のある出来事がきっかけで、「夢が変わった」と。
挫折・失敗・自分の弱さや逃げから、周りの人に大きな迷惑をかけたこと。
それでも、心配してくれる人、見捨てなかった人たち。
少しずつ前を向き始め、一歩一歩進んできたこれまでの日々。
合宿で行われた初めてのスピーチ発表で、しっかりと前を見据えながら話しました。
現在、横浜ピンクチームでは、スピーチ原稿づくりに加え、ジェイの目指す職業の方々へのインタビュー準備をしています。
エンパワともすっかりうちとけ、肩を並べて歩く合宿の帰り道
「親と一緒に暮らせない子どもたちを支援する」と聞くと、少し難しいことのように聞こえるかもしれません。
でも、このサイトを訪れた方がコンテスト当日、会場に足を運び、ジェイや他のルンジャーのスピーチに耳を傾けてくれる—それだけで、彼・彼女らの力になります。 これから本番までの1ヶ月半、ジェイはもっともっとスピーチの中身をブラッシュアップして、当日、最高の形で舞台に立ちます。
皆さんもぜひ、6/18(土)神奈川公会堂(神奈川県横浜市)で、ジェイのスピーチを聞いてください。
ふぁ〜ちゃん(横浜ピンク)

【エンパワ日記】夢語る意義って?

横浜パープルチームのマネージャー、みやっちと申します。今年がカナエール初参加です。チームがスタートしてからはや2か月、コンテストまでの日程も折り返し地点に差し掛かりました。本番に向け着々と準備が進んでいます。
さて、今回は、私が考える「スピーチコンテストの意義」と、「カナエルンジャー”まいたけ”のご紹介」という二部構成で書かせていただこうと思います。
【夢に関してスピーチすることの意味】
なぜ児童養護施設から進学を志す子どもたちの支援のため、スピーチコンテストが必要なのか、資金面での援助だけではいけないのか、疑問に思う方もいるかも知れません。カナエールの公式サイトでは、「意欲面」でのサポートを掲げていますが、具体的にどういうことなのか、短い期間ですが活動を通して考えた私なりの答えを書きたいと思います。
私は、カナエールのスピーチコンテストを、「成りたい自分に近づく第一歩」であると考えています。コンテストに参加する子どもたち(カナエルンジャー)は、将来の目標、すなわち夢を明確に掲げ、それを観衆にわかりやすく伝えることで、夢の実現を約束します。スピーチを聞いて心動かされる大人がいれば、支援の輪は自然と広がり、スピーチをしたカナエルンジャーだけでなく、後輩たちも恩恵が広がるでしょう。しかし、こうした支援の輪を広げるには、夢想したことを語るだけでは十分でなく、①夢の内容が自身の経験に根差した具体的なもので、②夢の実現のために実行可能なアクションプランがあり、③アクションプランにどんな支援が、なぜ必要なのか、明確に語る必要があります。これらの内容を、カナエルンジャーはそれぞれ、メンター、クリエイター、マネージャーという社会人3人のチームメイトから何度もダメだしをくらいつつ、その度に自分と向き合いながら文章に落とし込んでいきます。まさしく人生のプランニングを真剣勝負で行っており、私は、彼ら、彼女らがまさに成りたい自分に近づく第一歩を踏み出した、と感じています。高校生の時に、カナエルンジャーと同じように、自分と真剣に向き合った経験のある方がどれだけいるでしょうか?少なくも私自身は、大学生時代、就活時に軽く自己分析したくらいがせいぜいです。
私自身がそうだったように、日本の家庭の多くでは、親が勉強しろ、大学に行けとお尻を叩いてくれるおかげで、高校、大学と特に疑問なく進学し、結果としてまあまあな選択肢から就きたい仕事に就くことができます。一方、児童養護施設などの子どもたちはどうでしょうか。彼ら、彼女らは高校生にして、進学、就職という決断を自分で下さなくてはなりません。成りたい自分を見据え、どうしたら実現できるか、考え抜かなくてはいけません。その際、大人の支援がどうしても必要です。カナエルンジャーを支える社会人メンバーの存在意義はここにあると考えます。また、多くのケースで夢への一里塚であるはずの「進学」が、子どもたちにとって「端から無理」な選択肢となってしまっている点に、私たちは改善の必要性を強く感じています。カナエルジャーは既に進学を希望している子どもが中心ですが、カナエルンジャーのスピーチを聞いて、いままで大学進学など考えもしなかった後輩たちが、自分もできる、努力するんだという気持ちになってくれれば、と願っています。
【カナエルンジャーのご紹介】
長くなりましたが、我々「横浜パープル」のカナエルンジャー”まいたけ”についてご紹介します。
まいたけは、「パタンナー」になりたいという夢があります。パタンナーとは、洋服における「型」を作る人のことで、ファッションデザイナーとタッグを組む服飾の専門家です(ちなみにファッションに疎い私を含めた男性メンバー2人は、パタンナーって何?というところからのスタートでした)。夢を叶えるべく、服飾系の大学への進学を希望しています。
まいたけを一言で表すなら、「Cool head with warm heart」でしょうか。いつも落ち着いていて、とても頭が良い一方で、内には熱いパッションを秘めています。また、兄弟姉妹思いの優しいお姉さんの一面も持っています(ファッションに興味をもったのも、共に暮らすお姉さんの影響だそうです)。そんなまいたけがパタンナーになれば、デザイナーから信頼され、ファッションデザインチームの中核として活躍するだろうと思います。
普段は進学の際の学費にと、アルバイトで大変忙しい毎日ですが、コツコツと原稿を書き上げ、気持ちのこもったスピーチ原稿が仕上がってきました。着た人が、キラキラした気分になれる洋服を作りたい、というまいたけの真っ直ぐな気持ちがしっかり伝わる内容になってきています。
まいたけのような、ロールモデルとなる子どもが、将来について真剣に考え、夢に近づいていく姿は、兄弟姉妹、友人たちに大きな影響を与えるはずです。まいたけ自身の成長に留まらず、その周りに大きな波及効果をもたらすような、そんなスピーチになるだろうと思います。大人であっても、自分と真剣に向き合うことの大切さに、改めて気付かされるはずです。むしろ、普段仕事で忙しく、夢や目標なんて遠い昔に捨て去った、なんていう大人にこそ、聞いていただきたいスピーチだとさえ思います。私自身、まいたけの原稿を読んで、忘れかけていた自分の夢や目標を思い返し、実現のためにいまなにをすべきか、改めて考えさせられました。
横浜パープル
カナエール 夢スピーチコンテスト 2016 チケット好評発売中です。
是非、まいたけのスピーチを聴きに来てください。
横浜パープル みやっち
 
 
 

【エンパワ日記】未来に向かってGO!

スピーチコンテントに挑むカナエルンジャーとカナエルンジャーを支えるエンパワからなるチーム活動の報告であるエンパワ日記、今回は東京ホワイトチームのマネージャのタツゾウからお伝えします!
 
我々東京ホワイトチームは、カナエルンジャーである“みーたす”と、彼女を支えるエンパワのたられ、ノラ、タツゾウの4名構成です。
 
まず最初にみーたすを紹介します。彼女は将来、看護師になることを夢として描いている高校3年生。日々学校にアルバイトに精を出しながら、自分自身の将来をしっかり見据えて、行動をしている明るい女の子です。
 
そんなみーたすを支えるエンパワ3名を紹介します。
ノラとタツゾウは今回初めてカナエールに関わることになった右も左も分からないルーキーです。唯一の経験者であるたられに色々教えられ、ここまで東京ホワイトチームはやってきました。
エンパワ同士でもタイプが違ったり、忙しい中でコミュニケーションが取りにくくなったりしたこともありました。そうした紆余曲折を経ながら、話し合いを重ねることで、一致団結してみーたすを支える関係になってきました。
 
我々東京ホワイトチームは、みーたすの持ち前の行動力と明るさに助けられ、未来に向けて動いています。これから夢を叶えるにあたっては、様々なハードルが待ち構えているでしょう。しかし、それをネバーギブアップの精神で乗り越えていきます。まずは最初の壁であるカナエール夢スピーチコンテストで、最高のスピーチを行うべく日々議論を重ね、様々な人にインタビューを試みながら練り上げています!
 

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カナエール合宿でやったキャンプファイア


 
カナエール夢スピーチコンテスト東京は、6/25(土) 四谷区民ホールで開催します。チケットは、発売中です。みーたすのスピーチを聴きに応援しに来てください。
 
タツゾウ(東京ホワイト)
 

【エンパワ日記】君のことを考えた。

君のことを知りたいと思った。
君の好きなアーティストの曲をはじめて聞いてみた。
あちこちの街にあるカフェを調べてみた。
君がどうしてその夢を選んだのか、想像してみた。
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2016.2.27
私たちエンパワ(ボランティア)は、はじめてカナエルンジャーに会いました。
高校生で、進学を目指している若者たち。
一人一人が、なりたい夢を語ってくれました。
とても立派で、かっこよく見えました。
私は自分自身を振り返って、少し不思議な気持ちになりました。
カナエルンジャーと同い年のころ、私には夢がなかったからです。
どこかの大学に行きたくて、でも勉強はしてなくて。
そんな私に、両親は何を言うこともなく、フリーターをやったり、夜学に通ったりするのを見守ってくれました。
人より遅かったかもしれないけれど、ゆっくり大人になることができたのです。
児童養護施設で暮らす子どもたちは、高校を卒業すると18歳で住み慣れた施設を出て、自立することを迫られます。
しっかりしているように見える子どもたちが、どんな思いで夢を、進学を決めたのかと想像してみました。
***
私は「横浜ホワイト」のマネージャー、かなっちゃんです。
「横浜ホワイト」のカナエルンジャーは「あぐぅ」。カフェのオーナーになることが彼女の夢です。
これまでに色々な出会いがあった中で、なりたい職業や夢が変わったけれど。
将来は独立してカフェを開きたいんだと、3月の合宿の時に教えてくれました。

FLAG

今は、メンターのたにぃと二人三脚で、スピーチコンテストの原稿を作っている真っ最中です。
これから本格的に活動していく中で、クリエイターのコンタの撮影&編集が忙しくなってきます。
スピーチコンテストまで、あと二か月をきりました。
カナエールの活動で、たくさんの大人や友人と出会って。
あぐぅがどんな風に成長し、神奈川公会堂の舞台でスピーチをしてくれるのか、とても楽しみにしています。
***
君のことを考えた。
世話好きな君。
マイペースな君。
すぐに友だちができる君。
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しっかりしてる君。
クールな君。
大人と子どもの中間にいるけど、一生懸命大人になろうとしてる君。
絵が上手な君。
おいしいものが作れる君。
ラテアートでアンパンマンが描ける君。
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ギターが大好きな君。
頭の回転が速い君。
運動神経抜群な君。
歌うことが好きな君。
いっぱい食べる君。
でも胃もたれする君。
とことんこだわる君。
負けず嫌いな君。
私の重たい荷物をさっと持ち上げて、バス停まで走ってくれた君。
いつもニコニコしてる君。
「一人暮らしさみしい?」って聞いたら「全然さみしくないです。」って答えた君。
過去を振り返って、現在を見つめて、未来を思い描いてる君。
CAKE
2016.6.18
夢スピーチコンテストで、本当の君の声を、きかせてください。
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4月1日よりチケット好評発売中です。
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かなっちゃん(横浜ホワイト)