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【カナエール2017】スピーチコンテストへご来場いただいた皆さまへ

カナエールは今年で7年目を迎えます。
120日間、コンテストのために自分と向き合ってきた彼らの勇姿。カナエルンジャーのスピーチを聞いて、皆さまは何を感じましたか?
どんな夢を描いてどういう心持ちでステージに立っているかを聞いて感銘を受けた方。
自分も何か、頑張ろうと思った方。
児童養護施設という存在を初めて知った方。
施設は知っていたけれどどういう子が生活しているかわからなかった方。
彼らが話した等身大の言葉には、それぞれの魂がこめられていました。
夢を叶えるためにすべきこと、仕事をするということ、自分に正直になること。チームで一緒に考え、多くの仲間に知恵を借り、自分の言葉で思いを伝えました。
時には応援してくれる人たちがいたからこそ、逃げたいと思ったことがあるかもしれません。十人十色、それぞれのストーリーがあります。
2017年も、スピーチコンテストに挑むカナエルンジャー達がいます。
彼らの120日間にどんなストーリーがあるのか興味を持った皆さまに提案があります。
【今年はスピーチコンテストに一緒に参加しませんか?】
初めて挑戦するには不安なことも多いでしょう。けれど、初めてだからこそ、真摯に向き合えることがあります。
世代の違うカナエルンジャーから教わることもたくさんあります。カナエールは、顔の見える支援を大切にしています。
2017年にカナエールボランティアへ参加していただくために、来月から東京と横浜にて説明会を行います。
12月 4日(日) 13:00-15:00 東京大手町
12月 7日(水) 19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月 5日(木) 19:30-21:30 東京大手町
1月 8日(日) 13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
2017年が「参加する」年となること、皆さまと一緒にスピーチコンテストを創り上げられることを楽しみにしています。
説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。

【カナエール2017】職員の方からのお手紙

カナエールでは、スピーチコンテストに出場するために、1人の「若者」を、
3人の「大人」たちが120日間サポートします。
彼らにとって、1人の「大人」と出会うことは、1つ世界を広げることに繋がります。
これまでなかなか出会うことのできなかった「大人」たちとの関わりによって、
彼らはどんどん変わっていきます。
そんな彼らを間近に見ることのできる「大人」になりませんか?
カナエールでは、現在、ボランティアを募集しています。
120日後、彼らはあなたにとって、かけがえのない大切な存在になっているはずです!
今回は、2016年にスピーチコンテストに参加した若者が暮らす児童養護施設の職員の方から
いただいたお手紙を紹介します。
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「この子なら大丈夫!」という職員からの提案で、子どもにカナエールの話をしてみたものの、施設で初めての利用だったので不安から始まったカナエールの応募でした。しかしブリッジフォースマイルの皆様、エンパワメンバーの方々のサポートを感じられたことで子どもも職員もその不安は安心へと変わっていきました。カナエールの制度は金銭面だけでなく、顔が見える支援をして頂けることは子どもの大きな精神的な支えとなってくれます。
施設職員ではない社会人の方と触れ合うことで、子どもはとても成長しました。在園中は嫌なことがあるとそこから逃げていたり、職員と話をすることを避けていたりしていたあの子が大勢の人の前で自分の夢を語っていることが信じられませんでした。「この子、こんなこともできる子なんだ」と気づかせてくれたのもこのカナエールがあったからこそです。
行きたいと思って進学したはずの学校、やりたいと思って選んだ就職先。卒園した子を見ていると理由は様々ですが、途中で諦めてしまう卒園生がいることも現実にあります。カナエールの意欲と資金のサポートは自分に自信をもつこと、夢を持ち続け前に進むことを子どもに教えてくれました。
この度は、ご支援ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
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12月~1月にかけて、カナエール2017のボランティア説明会を実施いたします。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。

【カナエール2017】カナエルンジャーからの手紙

カナエールでは現在ボランティアの参加者を募集しています。
「ボランティアに興味があるけど、仕事や家のことが忙しくて迷惑をかけたらどうしよう…」
と考えている方もいるのではないでしょうか?
カナエールのボランティアの中心は30代の方々です。
(昨年記事「エンパワってどんな人が参加しているの?」:http://www.canayell.jp/?p=2410)
私もボランティアに参加するかどうか悩んでいるときは
「自分なんかで役に立てるかどうか」本当に不安に感じていました。
でも、今となって思うのは、大人と同じくらい、カナエルンジャーの子供たちも
勇気を振り絞ってカナエールのプログラムに参加しているということです。
私がカナエールのボランティアに参加して
よかったと思ったことの1つが「カナエルンジャーの成長や変化」を
彼らの近くで見れたことでした。
今日は、カナエールでスピーチを披露した後のカナエルンジャーの手紙を紹介します。
大人たちだけでなくカナエルンジャー自身も成長を感じた120日間だったのではないでしょうか。

私達を応援してくれている方々へ
私は4才の時から施設で暮らしていました。
だから自分があきらかに他の子とは環境が違うことは小さいながらに気づいていて、自分のことは‶普通の子じゃないんだ〝って思っていました。これまでずっと 大事な人にも友達にも本当の自分のことを隠してきました。自分の家族は仲の良いフリして嘘ついてきたし、施設にいる時も職員さんと相談したりとかあんまりベッタリするタイプではなかったので自分の本当のことをきいてもらうことがあまりありませんでした。
だから進路のこととか自分の思っていることを話すのは正直苦手でした。そんな時職員さんに進められたこのカナエールに参加して初めてエンパワさんと顔を会わせました。
最初はちょっとやだなって思ったことが2つありました。
1つ目はエンパワさんはみんなお金を払って、自分の時間を割いてまで参加してるって聞いてなんか申し訳ないなって思ったことです。あるエンパワさんは後々は難民支援とかもしたいって言っていて、私は自分でいうのもあれだけど、性格的に結構自立してる方だと思うし、施設にいるってだけで生活とかめちゃめちゃ困ってる!って訳じゃないからこんな私で申し訳ないなって思いました。
2つ目は自分のことを話すことです。今まで自分のことを話す機会が無かった私にエンパワさんは色々きいてきてくれたけど、私はパーソナルスぺースがすごく狭いから多分めっちゃ必死に逃げててエンパワさんとの間に自分から壁つくってて、今思うと申し訳なかったなって思いました。
けど、カナエールに参加してすごく考え方が変わりました。
まずルンジャーです。はじめ、自分のことを隠していた私にとって、他のルンジャーのスピーチは正直衝撃的でした。
みんな施設にいたことを悲観的に捉えず、むしろ良い経験だったと思っているような堂々と話ししている姿と本当にびっくりしました。私はこのカナエールを通じて初めて自分と同じ施設の子以外の同世代の施設出身の人と出会いました。
そこでみんなと話したり、今どんなことやってるとか、自分の施設はどうだったとか色々話してなんかとても安心しました。自分がいた施設はそれなりにルールとかもたくさんあったけど、恵まれた環境だったんだなとか、私自身も施設で育って学べたこと沢山あったし施設ににいたから出会えた人もたくさんいるしむしろ良かったなって思えたのは本当にルンジャーのおかげだと思います。
カナエールが始まって120日間正直大変なことの方が多かったけど、やり終えた今はやれて良かったなって思うし、あの舞台に立てたのも沢山の人の支えがあったから私はあんなに大勢の人達の前で自分の夢を話せたし、前以上に自分の夢が明確になりました。他のみんなのスピーチをあの舞台で、きいたとき正直ここ最近で一番感動したし、鳥肌が立ちました。だから応援してくれる方々にも、私たちを「施設出身のかわいそうな子」という目で見るのではなくて、施設で育って大勢の人にかこまれて育って、他の子とは違う経験をしているからこそ、心の強さが、優しさがみんなにはあることをもっともっと知ってもらいたいです。こうやって私が思えるようになったのは、施設の職員さんをはじめ、エンパワさん事務局の方々、私達を陰ながら応援してくれた方々のおかげだと思います。
そして私が今こんなに支えられている分、いつか私も支える側として、カナエールや未来の施設出身の子どもたちが夢を自信をもって追いかけられるような環境を作る側としてお手伝いができたら良いなって思います。
その時がくるまで私自身これから先自分の夢を全力で追いかけ、未来の子どもたちに胸を張って「私は夢を叶えたんだよ」って言えるように頑張り続けたいです。
最後に
私が夢を追いかけるチャンスを下さった皆様
本当にありがとうございました。


 
普段なかなかできない体験ができるカナエールのボランティア。

もし興味があったら、まずはカナエールボランティア説明会に参加してみてください。
12月と1月に、東京と横浜で7回の説明会を開催します。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。
ご参加をお待ちしています!

【カナエール2017】始動!

2016年10月、カナエール2017の実行委員の各チームメンバーが決定し、各チーム毎にキックオフを開催しました。
7年目となるカナエール2017。
今まで以上に、多くのご支援をいただけるよう実行員一同、気合いを入れて活動を開始しております。
そして、11月1日より、カナエールボランティアの募集を開始しました!子どもたちの夢を応援し、スピーチコンテストまで一緒に駆け抜けるボランティアを募集しています。
  • カナエールボランティアってどんな役目があるのかな?
  • 児童養護なんて全然知らないけど大丈夫か?
  • 動画を作成する役割があるらしいぞ、できるかな?
  • やりがいのあるボランティアをやってみたい!
って思っている方、カナエールボランティア説明会に参加してみてください。
12月と1月に、東京と横浜で7回の説明会を開催します。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。
ご参加をお待ちしています!
(実行委員:ゆき)

【カナエール2017】ボランティア募集が始まりました!

一緒に若者の夢を応援しませんか。
児童養護施設や里親家庭からの進学を志す若者たちのスピーチコンテストを、 2017年度も東京・横浜・福岡で開催します。コンテストまでの120日間、若者たちとチームを組み、原稿作りやスピーチトレーニング、紹介映像作りなどを通して若者をサポートするボランティアを募集します。
説明会を下記日程で開催いたします。昨年度のボランティア経験者も参加しますので、活動についての感想なども直接ご質問いただけます。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
12月4日(日) 13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水) 19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木) 19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日) 13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
本日より説明会への受付開始しました。くわしくはボランティア募集ページをご覧ください。
http://www.canayell.jp/support/empowerment/

カナエールを飛び立つ君へ ~カナエール2016エンパワからのメッセージ~

今年で6年目の開催となったカナエール夢スピーチコンテスト。夢を語った24人の若者たちだけでなく、彼らを支えたエンパワ(社会人ボランティア)の大人たちも、それぞれ特別な思いを持ってプログラムに参加していました。横浜のコンテストに出場したカナエルンジャーピンク“ジェイ”を支えた”かわっぺ”もその一人です。エンパワとして彼に伴走した120日間のレポートです。
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駆け抜けてきたんだな、と気づきました。これまでの120日間、脇目も振らずに必死で前ばかり見て走っていました。
確か、去年の12月でした。仕事上がりにパソナのビルで、カナエールの説明会に参加しました。大手町の駅が同じ駅とは思えないほど広くて迷子になりながら、かろうじて目的地に到着したことを覚えています。
思い返せばその半年前、知り合いに教えてもらって訪れたカナエール横浜会場で。最初から最後まで泣き通しで、ハンカチが手放せませんでした。ルンジャーひとりひとりが、いろんな苦しみや辛さを乗り越えて、未来への希望を語る姿に、感動しっぱなしでした。もっと近くで、同じ目線で、彼らにエールを送りたい。そう強く思ったのです。
あの日は、不安と期待が心の中でせめぎ合っていました。わたしに務まるだろうかという不安と、なんとしてでもカナエールでエンパワをやりたいという期待。知らない人だらけの説明会会場で、わたしはドキドキしていました。
2月のエンパワのオリエンテーション、そしてカナエルンジャーとの待望の顔合わせ。いよいよカナエール活動が始まるというとき、それなのにどんどん不安が募っていくのでした。
3月の合宿。どんな話をしようかな、どんな話をしてくれるかなと考えを巡らせながら、前の晩にふと思い至って爪をチームカラーに塗りました。
「緊張して眠れなかった」とレッドブルを飲む君に、まるで遠足前の小学生みたいだと笑い合った記憶があります。
あの日、いろんな話をしました。君の夢の奥にある、強い思いを知りました。わたしが18のとき、こんな風に強く一つの道を信じられただろうかと、目の前で淡々と語る君を素直に尊敬しました。ぽつりぽつり、大人たちも心に秘めた夢を口にし合いました。
解散前、チームのみんなで手帳を見ながら活動の予定を立てました。決めなくちゃいけないこと、やらなくちゃいけないことがたくさんある。いよいよ始まるんだなと、再び胸が高鳴りました。
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それからは、あっという間でした。
君が育った思い出の場所を巡って、君の夢の一歩先にいる先輩方のお話を傍らで聞いて。スピーチの原稿を推敲して、撮影した映像と夜中まで睨めっこ。気づいたら毎週のように顔を合わせていて、集まるとまず真っ先にみんなで腹ごしらえするのが暗黙の了解になっていました。
驚いたのは、コンテスト本番までもう1週間を切った頃。君はまだ原稿を一行も覚えていないような有様で、練習会場に現れました。いつもよりオーディエンスが多くて最初は少し照れながら、でも何度も何度も練習をしていました。どんどん声が出るようになって、目にも力がこもっているように感じました。
「全力で頑張ります!」
2月の顔合わせで、そう高らかに宣言した君の本気を、垣間見てはっとしました。
そして迎えたコンテスト本番。うまくいかないもどかしさや、焦り。そんな経験があったからこそ、こみ上げるものがありました。カナエルンジャーの見せた笑顔に、幸せを感じました。
「カナエールは麻薬」、あるエンパワメンバーの名言です。まさに麻薬のような高揚感と中毒性に、わたしたちはもう魅せられてしまったのかもしれません。
120日間が濃すぎたからこそ、終わった後の毎日は、なんだか少し味気ないような気がします。
でも、カナエールはこれで終わりではありません。コンテスト前ほど頻繁に顔を合わせることはもうないけれど、わたしたちはこれからも、君たちの側にいます。
たった120日前に初めて君の人生に登場したわたしたちが、どれだけの力になれるかは正直なところわかりません。
それでも、あのスピーチがゴールではなくて、君たちのスタートだったのだと気づいたら、その大事な瞬間に立ち会えたことがとても嬉しく、愛おしいのです。
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夢への新たな門出。カナエール2016解散式を開催しました。
スピーチコンテストから1か月。チーム活動も今日で終了です。1か月ぶりに会った君は、髪色が明るくなっていて、スピーチをやり遂げた安堵感からか、ちょっぴり大人びたような気がしました。
とめどなくお菓子を食べ続けるところは変わっていなくて、でもそれに懐かしさを覚える自分に気づいて、120日間の濃さを改めて感じるのでした。
表彰式では、ひとりひとり、カナエルンジャーの名前が呼ばれて、修了証とアルバムが手渡されました。アルバムには、コンテスト来場者のみなさんからかの愛の溢れるメッセージが詰まっています。わずか5分のスピーチなのに、そこからカナエルンジャーたちの夢への思いや、強さと脆さ、かけがえのない個性、いろんなものを受け取って、それに答えてくれていました。
壇上の君の後ろ姿にはいつかのような緊張感はもうなくて、なんだか感慨深いです。
合間に流れたスピーチコンテストのエンディングムービーには、たった120日前の君の姿が映し出されていて、どこか幼いその表情がとても対照的でした。
そして、コンテスト本番では舞台裏にいて聞けなかった、エンパワメンバー代表スピーチの映像を鑑賞しました。
今年、54人のエンパワメンバーがいろいろな思いを抱いて集まりました。若者たちの力になりたい、きっかけはそんな気持ちだったかもしれません。
でも。
いつもは照れくさいから言わないけれど、本当は、君たちの夢とそれに向かう姿に、たくさんの希望や幸せや勇気をもらっていました。
ありがとう、を代弁してくれた代表スピーチに、不覚にも泣きそうになりました。
隣で君が、こそばゆそうな顔で聞いているのを盗み見ながら。
東京ブルー エンパワメンバーのやまちゃんからは、彼が作詞作曲したオリジナル楽曲「叶える」の弾き語りのプレゼントがありました。
カナエールが終わったある日、やまちゃんに「降りてきた」歌詞に楽曲をつけたそうです。
その優しい、けれど力強い歌声を聞きながら、改めて今までの120日間をふりかえって感慨にふけってしまいました。
追い打ちをかけたのが、カナエルンジャーたちからの実行委員への感謝のシュプレヒコール
順番に紡がれる言葉のひとつひとつが、短くも濃いカナエールの思い出を蘇らせてくれました。
感極まって声を詰まらせる君や、涙をこらえきれなくなった実行委員の方々の姿に、わたしもこっそりもらい泣きしてしまいました。
今年もカナエールがあるということ、その後ろにはきっと、とても大きなエネルギーが必要だったのだと思います。奔走してくれたみなさんのありがたみを噛みしめました。
そんな解散式もあっという間に終了。
初めて君と出会ったあの日と同じように、扉の前にエンパワみんなで花道を作ってハイタッチでカナエルンジャーたちの門出を祝いました。「お疲れさま」「がんばってね」「またね」口々に別れの声を掛けながら、だけどとてもあっさりと。
君ならきっと、頑張れる。
そう信じているからこそ。
カナエール2016は解散式をもって終了しますが、この後も「グランドカナエール」として、イベントや面談を通じてカナエルンジャーをサポートしていきます
進学先によってまちまちではありますが、カナエルンジャー達が進学先を卒業するまで、短くても約2年、これから4年制に進学する場合は約4年半、カナエルンジャー達にとっては長い道のりです。
これからも引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

Rhythmoonでカナエールが紹介されました

自分らしく生きる女性を応援するプラットフォームサイト”Rhythmoon”で、カナエール夢スピーチコンテストをご紹介いただきました!(ご報告が遅くなってしまいました)
6月に開催した東京のコンテストの様子と共に、児童養護施設から進学する若者たちの抱える困難と、彼らを支援するカナエールの仕組みを詳しくご紹介いただきました。
勇気をもって「夢」をスピーチ。児童養護施設からの進学を支える”カナエール”
http://www.rhythmoon.com/column/2016/09/post-1887.html
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▼カナエールからのお願い
◆カナエルンジャーに奨学金を届けるため、継続サポーターをあと50名ほど必要としております。
http://www.canayell.jp/support/donate/
◆2017年度、子どもに関わるボランティアに挑戦してみませんか!カナエルンジャーを支える社会人メンバーを募集しています。(募集開始は10月〜)
http://www.canayell.jp/support/empowerment/
◆ブリッジフォースマイルは児童養護施設の子どもの自立支援(進学支援・就労支援・住居支援・退所後支援など)を行なっている団体です。気軽にできる古本寄付から、ずっと見守る継続寄付まで、皆様の温かいご支援をお願いしております。
http://www.b4s.jp/action/contribution/
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クローズアップ現代【〜奨学金破産の衝撃Ⅱ“中退続出”の危機~】をご覧いただいた方へ

HPにアクセスくださり、誠にありがとうございます。
NPO法人ブリッジフォースマイルが運営する、奨学金支援プログラム「カナエール」は、
児童養護施設から進学を目指す若者を応援するため、2011年より活動しております。
今夜のクローズアップ現代では、奨学生の1人がインタビューに登場しました。
なかなか可視化されない、児童養護施設の子ども達の困難な状況。進学率は20%となっています。
私どもの活動は、卒業までの継続的な奨学金支援(給付型)を特徴としており、現在も45名以上の進学中の施設退所者に奨学金を給付中です。
どうぞこの放送を機に、日本の子どもの現状に少しでもご興味いただけましたら幸いです。
2016.8.24 カナエール実行委員会一同
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▼カナエールからのお願い
◆カナエルンジャーに奨学金を届けるため、継続サポーターをあと50名ほど必要としております。
http://www.canayell.jp/support/donate/
◆2017年度、子どもに関わるボランティアに挑戦してみませんか!カナエルンジャーを支える社会人メンバーを募集しています。(募集開始は10月〜)
http://www.canayell.jp/support/empowerment/
◆ブリッジフォースマイルは児童養護施設の子どもの自立支援(進学支援・就労支援・住居支援・退所後支援など)を行なっている団体です。気軽にできる古本寄付から、ずっと見守る継続寄付まで、皆様の温かいご支援をお願いしております。
http://www.b4s.jp/action/contribution/
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希望格差のない社会へ~ カナエール2016夢スピーチコンテスト

本日、四谷区民ホールでカナエール2016東京を開催しました。ご来場いただいたみなさま、誠にありがとうございました。
先週の横浜会場、そして今日の東京会場で合わせて18名の若者が夢をスピーチしました。
「進学することを簡単に選べなかった私だからこそできることがある。学びたいけれど学べない人たち、学ぶことの楽しささえ知らない人たち、そんな人たちを減らすために力を尽くしたい。」
「施設の子どもが夢を持つことはたくさんの壁があると思います。だけどあきらめず前へ歩めば夢は叶うことを証明してみせます。」
「この夢は私一人の夢ではないから。いままで支えてくれたすべての人への感謝を忘れず、夢への道を一歩ずつ歩んでいきたい。」
困難な環境に置かれても、夢を持つことはできる。カナエルンジャーたちは力強く宣言しました。彼らの姿は同じように進学を希望する施設の後輩たちを励まし、背中を押すものになるでしょう。彼らが全身全霊で伝えたことをしっかりと受け止めて、カナエールはこれからも前進してまいります。希望の連鎖を繋げ、そして施設の子どもたちが抱える希望格差の解消に向けて取り組んでまいります。今後とも、ご理解・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
カナエールはスピーチコンテストで終わりではありません! カナエルンジャーを卒業まで資金(月々3万円の奨学金)と意欲(社会人ボランティアによる継続的な見守り)によってサポートしていきます。
【奨学金で応援】
出場者に一時金30万円と卒業まで月々3万円の奨学金を支給しています。(返済不要の給付型奨学金) 奨学金は支援者からの一口2,000円の継続寄付で支えられています。 これからも、より多くの若者に進学の機会を提供するために、支援の輪を広げていきたいと考えています。ぜひ継続サポートへのご協力をお願いいたします。 お申し込み方法はこちらをご覧ください。 (スマートフォンからもお手続きいただけます。)
http://www.canayell.jp/support/donate/
【福岡で応援】
来週末は福岡でスピーチコンテストが開催されます。6人のカナエルンジャーをぜひ会場で応援してください。
カナエール福岡
◆日時:2016年7月3日(日) 13:00 開演 ~ 17:00 終了
◆会場:北九州 黒崎ひびしんホール 大ホール (http://www.kurosaki-bunka.jp/)
チケットのお申し込みはコチラから
http://eventon.jp/3305/
【来年のカナエルンジャーを応援】
ぜひ“エンパワ”として来年のスピーチコンテストに出場するカナエルンジャーをサポートしてください。
チームで挑む120日! エンパワとは
http://www.canayell.jp/support/empowerment/
来年度もスピーチコンテストを東京・横浜で開催、エンパワの募集開始は11月頃を予定しています。後日当Webサイトでご案内いたします。

ご来場ありがとうございました ~カナエール2016夢スピーチコンテスト横浜~

今年初めて神奈川公会堂で開催したカナエール横浜。真夏のような暑さにもかかわらず、会場を埋め尽くすたくさんのお客様にご来場いただきました。この度はご来場誠にありがとうございました。
8名の出場者(カナエルンジャー)はみな堂々としたスピーチを披露しました。時折感情を高ぶらせながらも、仲間と120日間かけて作り上げたスピーチを、自信を持って、最後まで力強く語りました。
たくさんの人たちの前で決意を宣言すること、そしてたくさんの応援者の存在を感じることが、今後彼らが困難を乗り越え夢を叶えていくための力になると私たちは信じています。
次週は東京、来月は福岡でコンテストが開催されます。そして来年以降もカナエールは続いていきます。みなさまとまたどこかの会場でお会いできること楽しみにしております。(そして、あぐぅのカフェでもお会いしましょう!)
本日の毎日新聞神奈川版朝刊で昨日のコンテストの模様を掲載いただきました。ぜひご覧ください。
カナエール夢スピーチコンテスト 養護施設の子ら進学へ夢を語る 横浜で /神奈川