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【カナエール2017】スピーチコンテストへご来場いただいた皆さまへ

カナエールは今年で7年目を迎えます。
120日間、コンテストのために自分と向き合ってきた彼らの勇姿。カナエルンジャーのスピーチを聞いて、皆さまは何を感じましたか?
どんな夢を描いてどういう心持ちでステージに立っているかを聞いて感銘を受けた方。
自分も何か、頑張ろうと思った方。
児童養護施設という存在を初めて知った方。
施設は知っていたけれどどういう子が生活しているかわからなかった方。
彼らが話した等身大の言葉には、それぞれの魂がこめられていました。
夢を叶えるためにすべきこと、仕事をするということ、自分に正直になること。チームで一緒に考え、多くの仲間に知恵を借り、自分の言葉で思いを伝えました。
時には応援してくれる人たちがいたからこそ、逃げたいと思ったことがあるかもしれません。十人十色、それぞれのストーリーがあります。
2017年も、スピーチコンテストに挑むカナエルンジャー達がいます。
彼らの120日間にどんなストーリーがあるのか興味を持った皆さまに提案があります。
【今年はスピーチコンテストに一緒に参加しませんか?】
初めて挑戦するには不安なことも多いでしょう。けれど、初めてだからこそ、真摯に向き合えることがあります。
世代の違うカナエルンジャーから教わることもたくさんあります。カナエールは、顔の見える支援を大切にしています。
2017年にカナエールボランティアへ参加していただくために、来月から東京と横浜にて説明会を行います。
12月 4日(日) 13:00-15:00 東京大手町
12月 7日(水) 19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月 5日(木) 19:30-21:30 東京大手町
1月 8日(日) 13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
2017年が「参加する」年となること、皆さまと一緒にスピーチコンテストを創り上げられることを楽しみにしています。
説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。

【カナエール2017】職員の方からのお手紙

カナエールでは、スピーチコンテストに出場するために、1人の「若者」を、
3人の「大人」たちが120日間サポートします。
彼らにとって、1人の「大人」と出会うことは、1つ世界を広げることに繋がります。
これまでなかなか出会うことのできなかった「大人」たちとの関わりによって、
彼らはどんどん変わっていきます。
そんな彼らを間近に見ることのできる「大人」になりませんか?
カナエールでは、現在、ボランティアを募集しています。
120日後、彼らはあなたにとって、かけがえのない大切な存在になっているはずです!
今回は、2016年にスピーチコンテストに参加した若者が暮らす児童養護施設の職員の方から
いただいたお手紙を紹介します。
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「この子なら大丈夫!」という職員からの提案で、子どもにカナエールの話をしてみたものの、施設で初めての利用だったので不安から始まったカナエールの応募でした。しかしブリッジフォースマイルの皆様、エンパワメンバーの方々のサポートを感じられたことで子どもも職員もその不安は安心へと変わっていきました。カナエールの制度は金銭面だけでなく、顔が見える支援をして頂けることは子どもの大きな精神的な支えとなってくれます。
施設職員ではない社会人の方と触れ合うことで、子どもはとても成長しました。在園中は嫌なことがあるとそこから逃げていたり、職員と話をすることを避けていたりしていたあの子が大勢の人の前で自分の夢を語っていることが信じられませんでした。「この子、こんなこともできる子なんだ」と気づかせてくれたのもこのカナエールがあったからこそです。
行きたいと思って進学したはずの学校、やりたいと思って選んだ就職先。卒園した子を見ていると理由は様々ですが、途中で諦めてしまう卒園生がいることも現実にあります。カナエールの意欲と資金のサポートは自分に自信をもつこと、夢を持ち続け前に進むことを子どもに教えてくれました。
この度は、ご支援ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
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12月~1月にかけて、カナエール2017のボランティア説明会を実施いたします。
たくさんの方のご参加をお待ちしています。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。

【カナエール2017】カナエルンジャーからの手紙

カナエールでは現在ボランティアの参加者を募集しています。
「ボランティアに興味があるけど、仕事や家のことが忙しくて迷惑をかけたらどうしよう…」
と考えている方もいるのではないでしょうか?
カナエールのボランティアの中心は30代の方々です。
(昨年記事「エンパワってどんな人が参加しているの?」:http://www.canayell.jp/?p=2410)
私もボランティアに参加するかどうか悩んでいるときは
「自分なんかで役に立てるかどうか」本当に不安に感じていました。
でも、今となって思うのは、大人と同じくらい、カナエルンジャーの子供たちも
勇気を振り絞ってカナエールのプログラムに参加しているということです。
私がカナエールのボランティアに参加して
よかったと思ったことの1つが「カナエルンジャーの成長や変化」を
彼らの近くで見れたことでした。
今日は、カナエールでスピーチを披露した後のカナエルンジャーの手紙を紹介します。
大人たちだけでなくカナエルンジャー自身も成長を感じた120日間だったのではないでしょうか。

私達を応援してくれている方々へ
私は4才の時から施設で暮らしていました。
だから自分があきらかに他の子とは環境が違うことは小さいながらに気づいていて、自分のことは‶普通の子じゃないんだ〝って思っていました。これまでずっと 大事な人にも友達にも本当の自分のことを隠してきました。自分の家族は仲の良いフリして嘘ついてきたし、施設にいる時も職員さんと相談したりとかあんまりベッタリするタイプではなかったので自分の本当のことをきいてもらうことがあまりありませんでした。
だから進路のこととか自分の思っていることを話すのは正直苦手でした。そんな時職員さんに進められたこのカナエールに参加して初めてエンパワさんと顔を会わせました。
最初はちょっとやだなって思ったことが2つありました。
1つ目はエンパワさんはみんなお金を払って、自分の時間を割いてまで参加してるって聞いてなんか申し訳ないなって思ったことです。あるエンパワさんは後々は難民支援とかもしたいって言っていて、私は自分でいうのもあれだけど、性格的に結構自立してる方だと思うし、施設にいるってだけで生活とかめちゃめちゃ困ってる!って訳じゃないからこんな私で申し訳ないなって思いました。
2つ目は自分のことを話すことです。今まで自分のことを話す機会が無かった私にエンパワさんは色々きいてきてくれたけど、私はパーソナルスぺースがすごく狭いから多分めっちゃ必死に逃げててエンパワさんとの間に自分から壁つくってて、今思うと申し訳なかったなって思いました。
けど、カナエールに参加してすごく考え方が変わりました。
まずルンジャーです。はじめ、自分のことを隠していた私にとって、他のルンジャーのスピーチは正直衝撃的でした。
みんな施設にいたことを悲観的に捉えず、むしろ良い経験だったと思っているような堂々と話ししている姿と本当にびっくりしました。私はこのカナエールを通じて初めて自分と同じ施設の子以外の同世代の施設出身の人と出会いました。
そこでみんなと話したり、今どんなことやってるとか、自分の施設はどうだったとか色々話してなんかとても安心しました。自分がいた施設はそれなりにルールとかもたくさんあったけど、恵まれた環境だったんだなとか、私自身も施設で育って学べたこと沢山あったし施設ににいたから出会えた人もたくさんいるしむしろ良かったなって思えたのは本当にルンジャーのおかげだと思います。
カナエールが始まって120日間正直大変なことの方が多かったけど、やり終えた今はやれて良かったなって思うし、あの舞台に立てたのも沢山の人の支えがあったから私はあんなに大勢の人達の前で自分の夢を話せたし、前以上に自分の夢が明確になりました。他のみんなのスピーチをあの舞台で、きいたとき正直ここ最近で一番感動したし、鳥肌が立ちました。だから応援してくれる方々にも、私たちを「施設出身のかわいそうな子」という目で見るのではなくて、施設で育って大勢の人にかこまれて育って、他の子とは違う経験をしているからこそ、心の強さが、優しさがみんなにはあることをもっともっと知ってもらいたいです。こうやって私が思えるようになったのは、施設の職員さんをはじめ、エンパワさん事務局の方々、私達を陰ながら応援してくれた方々のおかげだと思います。
そして私が今こんなに支えられている分、いつか私も支える側として、カナエールや未来の施設出身の子どもたちが夢を自信をもって追いかけられるような環境を作る側としてお手伝いができたら良いなって思います。
その時がくるまで私自身これから先自分の夢を全力で追いかけ、未来の子どもたちに胸を張って「私は夢を叶えたんだよ」って言えるように頑張り続けたいです。
最後に
私が夢を追いかけるチャンスを下さった皆様
本当にありがとうございました。


 
普段なかなかできない体験ができるカナエールのボランティア。

もし興味があったら、まずはカナエールボランティア説明会に参加してみてください。
12月と1月に、東京と横浜で7回の説明会を開催します。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。
ご参加をお待ちしています!

【カナエール2017】始動!

2016年10月、カナエール2017の実行委員の各チームメンバーが決定し、各チーム毎にキックオフを開催しました。
7年目となるカナエール2017。
今まで以上に、多くのご支援をいただけるよう実行員一同、気合いを入れて活動を開始しております。
そして、11月1日より、カナエールボランティアの募集を開始しました!子どもたちの夢を応援し、スピーチコンテストまで一緒に駆け抜けるボランティアを募集しています。
  • カナエールボランティアってどんな役目があるのかな?
  • 児童養護なんて全然知らないけど大丈夫か?
  • 動画を作成する役割があるらしいぞ、できるかな?
  • やりがいのあるボランティアをやってみたい!
って思っている方、カナエールボランティア説明会に参加してみてください。
12月と1月に、東京と横浜で7回の説明会を開催します。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。
ご参加をお待ちしています!
(実行委員:ゆき)

【カナエール2017】ボランティア募集が始まりました!

一緒に若者の夢を応援しませんか。
児童養護施設や里親家庭からの進学を志す若者たちのスピーチコンテストを、 2017年度も東京・横浜・福岡で開催します。コンテストまでの120日間、若者たちとチームを組み、原稿作りやスピーチトレーニング、紹介映像作りなどを通して若者をサポートするボランティアを募集します。
説明会を下記日程で開催いたします。昨年度のボランティア経験者も参加しますので、活動についての感想なども直接ご質問いただけます。たくさんの方のご参加をお待ちしています。
12月4日(日) 13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水) 19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木) 19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日) 13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
本日より説明会への受付開始しました。くわしくはボランティア募集ページをご覧ください。
http://www.canayell.jp/support/empowerment/

【エンパワ日記】知りたい・知る その先の向こうにあるもの

■子どもたちがおかれている現実
「あなたは大学へは行けない」
施設へ入所して、しょいが言われた言葉でした。
児童虐待と聞いて皆さんが思い浮かべる子どもは何歳くらいでしょうか?
15歳以上の子どもが毎年、何人保護されているか知っていますか?
最近では、小さい子に対する虐待関連の報道も増え、相談・通告件数が増えていることは皆さんもご存知のことと思います。
ですが、児童虐待と聞くと乳幼児や小学生くらいの子どもだけのことと思われている方も多いのではないでしょうか。
■横浜市の現状
横浜市では、平成26年度に4,507件の相談・通告がありました。
そのうち、1,072人が虐待の新規把握件数として対応されています。
2年連続の1,000人オーバーです。
そして、15歳以上の児童は112人、実に全体の10.4%でした。
■教諭という立場からみた「児童虐待」
私、横浜ブラックチームマネージャーのマヨネーズ☆は公立高校で教諭として働いています。
仕事柄、多くの高校生と出会ってきました。
その中には、ひとり親世帯、生活保護世帯、外国籍世帯、そして児童養護施設から通う生徒たちもいます。
教員というのは、子ども一人ひとりに向き合い、時に寄り添う仕事だと思っています。
ですが、もっとも見えにくく判断に迷うもののうちの一つが、高校生への虐待です。
高校生は小、中学生までと違い、地域から離れ学校へ通うため、地域は昼間の彼らの姿を知りません。
また高校が家庭や地域での様子を知ることも難しいです。
子どもの身体が成長しているため、抵抗力のない小さな子のように、まさか家庭で暴力を受けているとは一般的には考え難いです。
そしてアルバイトをしている者も少なくなく、一見すると普通の高校生なのです。
ですが、僅かなバイト代は親に取られ、十分な食事も与えられず、精神的に抵抗する気力を奪われ、
暴力を振るわれている高校生が、今もいるという事実をまずは知ってもらいたいです。
私の教職経験の中で辛く悔しかったのは「虐待に早く気づいてやれなかったこと」です。
いったい彼、彼女らはいつから人知れず虐待を受け、誰にも気づかれないまま一人苦しんでいたのでしょうか。それも高校生まで。


横浜ブラック02
前置きが長くなりましたが、今回、私たちが担当するカナエルンジャーは、「しょい」といいます。
しょいは高校生活も折り返そうかという時に保護され施設で暮らすことになりました。
しょいもまた、社会から見えにくいところで、一人で戦っていた子どもの一人なのです。
そして施設へ保護されて間もなく、しょいが言われた言葉が冒頭の「あなたは大学へは行けない」でした。
どうして、しょいは大学へ行けないのか。それは学力の問題ではありません。
保護されたのが遅く、大学進学のための学費がなかったのです。
それでも今、しょいは進学し大学生としての一歩を踏み出し始めたところです。
施設で暮らす子どもは、保護される年齢が高くて進学費用を貯めることができなかった子どもは、進学を諦めないといけないのでしょうか?
その答えをコンテスト会場で子どもたちのことを知り、皆さん一人ひとりに考え、出してもらえたらと思います。
■横浜ブラック 「しょい」という女の子
しょいは知的好奇心の塊です。
特に語学に力を入れ、海外の文化や価値観に興味関心をもっています。
大学へは往復5時間以上かけて、休まず通っています。もちろんアルバイトも頑張っています。
歌やダンス、食レポなど勉強以外にも様々なことに興味をもっている、キュートな大学生です。
カナエールプログラムでもある仕事人訪問では、グローバル企業で働く方、インドで起業している方、北京特派員経験のある通信社の方にヒアリングをしました。
業界、職業としての夢はまだありませんが、文字通り、しょいは無限の可能性を秘めています。
■私が「しょい」からもらったもの
・笑顔
・真剣な眼差し
・語学の重要性と努力
・海外文化や人の価値観に対する好奇心
・枠や固定観念によらない挑戦する心
・武器をもつということ
・底なしの知りたいという思い
・自分の枠をつくらない、可能性を広げていく姿勢
私は高校生のときに決めたことがあります。輝く大人になろうって。
私にとって輝く大人がどんなかというと、夢に向かってワクワクと努力し続けているひとでした。
ふと隣を見ると、小さくも私が追い求めていた輝く大人の一歩を踏み出した大学生がここにいます。
私は信じています、しょいが奨学金と時間を有効に使い、輝く大人となることを。
同時に私に輝くことを思い出させてくれたことにこの場を借りて感謝します。
横浜ブラック03      横浜ブラック01
■最後に…
私たちエンパワと呼ばれる大人たちは特別な活動をしているわけではありません。
ただ、彼ら、彼女らのことを知って、一緒に考え、行動していく中で、
はじめは彼ら、彼女らに足りなかった作られた関係性かもしれませんが、いつしかホンモノの関係性になっていきます。
これは教員と生徒とは少し違った、少し年上の兄姉のような、親戚のおじさんのような、地域の何でも話せるおせっかいおばさんのような。
少なくとも私は、素敵な子どもたちに出会え、同じ時間を過ごせることに感謝しています。
皆さんにも彼らのことを知ってもらい、輪が広がっていくことを願います。
カナエール 夢スピーチコンテスト 2016 チケット好評発売中です。
皆さんもぜひ、6月18日(土)神奈川公会堂(神奈川県横浜市)でしょいのスピーチを聞いてください!

ニックネーム:マヨネーズ☆(チーム名:横浜ブラック)

『どんな環境で生まれ育っても、夢と希望を持って笑顔で暮らせる社会に』

しなやかに、自分らしく生きる女性を応援するプラットフォームサイト「Rhythmoon(リズムーン) 」に、ブリッジフォースマイルの広報担当の植村がインタビューが掲載されています。
カナエールについても触れていますので、ぜひご一読ください。
http://www.rhythmoon.com/column/2015/12/post-1554.html
子どもの貧困、虐待のニュースは度々聞かれるようになりましたが、その受け皿となる「児童養護施設」の認知度はまだまだ高いとは言えません。
そこで生活している、または生活してきた子どもたちがどのような子どもたちなのか、ぜひご自分の目で、耳で感じてください。
「実際に彼らに会っていただくと、イメージはガラリと変わるかもしれません。」
 

【エンパワ日記】楽しみながらゴールに向かう!

東京イエローのマネージャー、ヤーテツです。
今までの活動の流れや、カナエールの一大イベントの合宿について、綴ってみました。
カナエールを応援してくださってる方も、
カナエールをまだご存知ない方も、
多くの方に読んで頂けたら嬉しいです。^^
★今までの活動★
カナエルンジャーがどんなところで生活しているのか、3/22(火)に施設訪問に行き、
3/26(土)、27(日)は、千葉の土気(とけ)というところで合宿をし、
一気に本格的にスタートしたカナエール2016!!
僕ら、東京イエローは、全員がカナエール初めての4人です。
カナエルンジャーは “かおたん” という、とっても頭の良い女の子。
夢は、特別支援学級の先生!
施設で育ったから この夢がある!と、真剣に話す かおたん の眼差しに、僕らエンパワー3人は感心させられるばかりです。
そんな かおたん も、4月某日に大学入学式があり、夢への第一歩を踏み出しました!!
カナエール
大学進学
引越し
アルバイト探し
と、かおたん にとって色々な変化があった春となっていますが、全力で応援していきたいと思います。
★合宿について★
合宿では、他のチームとの関わりも多く、カナエルンジャーみんなを応援したいという気持ちが大きくなり、とても良い2日間となりました。
合宿最後のコンテンツ、プレプレスピーチの準備時間には、どのカナエルンジャーも、真剣な表情を沢山見せてくれました。
みなさんも考えてみてください。
高校3年生、大学1年生の時に、本番では4〜500人の前で夢を語るんですよ!
本当に大変なことだと思うし、やり遂げたら自信にも繋がると思う。
夢への想いも大きくなるでしょうし、カナエルンジャーにとって、とても大きな120日間になることと思います。
エンパワーのメンバーにも、自然と力が入りますし、感情移入もしちゃいます。笑
合宿のプレプレスピーチでは、涙を堪えるのが大変なスピーチも;_;
みんな、これからどんなスピーチになっていくんだろう??と、期待感たっぷりの時間となりました!
最後に、東京イエローのメンバーにも合宿の感想を聞いてみました!
★ カナエルンジャー  かおたん ★
自分の夢を相手に伝えるのって、すごく難しいなと感じました!!
★ メンター  はっちぃ ★
東京イエローの共通認識は「4人で楽しみながらゴールにむかうこと!」それを改めて共有できた、とても大切な時間でした。
★ クリエイター  ゆみむー ★
自分の夢について考えることで、新たな気付きが色々ありました。
★最後に★
4人で力を合わせて、楽しみながら本番当日を迎えたいと思います!!^^
4/1よりチケット販売も始まりました!
是非是非、みなさまの応援、よろしくお願いします!

ニックネーム:ヤーテツ(チーム名:東京イエロー)

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【エンパワ日記】それぞれができることをしていく

「4人チームで駆け抜ける120日間、面白そう!いつか私もやってみたい!」
継続サポーターの友人に誘われ、カナエールスピーチコンテストに初めて行った時の感想です。決して安くはない夢チケット。スピーチというチーム作品にはどんな価値があるのか、わくわくしながらスピーチを聞きました。
チーム横浜グリーン・マネージャーのおちえです。去年からカナエール活動に参加しています。
まだ合宿を迎えていない今、チームのLINEで細々とやりとりをしています。今回、同じチームのカナエルンジャーは美容師を目指すなっさん。エンパワは心強いメンターのジャンボと、名前だけで楽しい気持ちになれる、クリエイターのるんるん。どんなチーム作品を皆さんへ提供できるか、とても楽しみです。
私がカナエール活動をしているのは『ハチドリのひとしずく』のように「私は、私にできることをしているだけ」。応援できる仕組みがあって、お金や顔の見える支援を必要としている子どもがいる。彼らを応援したい気持ちと活動に費やせる時間が、いまの私にはある。いま、私にできることをしていく。
去年、カナエルンジャーの一人から“カナエールがなければ進学を諦めていた”という言葉を聞きました。自分の夢を叶えるにはどう行動するか。進学の資金を得るためにどの手段を選ぶか。その選択肢の一つに、カナエールがあります。彼らも「自分にできることを挑戦している」のだと思います。
応援したい気持ちはあるけどカナエルンジャーと一緒に活動できないとしても、彼らの情熱を、こういう活動があることを、耳を傾けてくれる情熱的な友人へ伝えてください。情熱は伝わります。カナエルンジャーの情熱をスピーチコンテストに来場される方へしっかり伝えられるよう、私たちエンパワは彼らをサポートをしていきます。
特別な何かをしてあげられるわけではないけれど、一緒に考えることができる。スピーチコンテストが終わってからも、進学先を卒業するまでその後の活動で見守ることができる。この活動は皆さんが思っている以上に長く、カナエルンジャーと関わることができます。18歳前後の時、親でもなく先生でもなく、自分のことを考えてくれる第三の大人がいること。貴重な経験だと思います。
先日、なっさんの支援を担当している方とお会いしました。生活環境が変わってもブレることなく目標を持っているなっさんは、納得するまで『全力・全開・全身全霊』でカナエールに取り組むのではないかと思います。
私たちチームエンパワの役割のひとつは、頑張り屋のなっさんと一緒に肩の力をぬくこと。合宿はスピーチコンテストへ向けた強化合宿というよりも、思い出作りとしてスタートできたらいいなと心を躍らせつつ、合宿の日を待ちわびています。 横浜スピーチコンテストまで90日切りました。私にできることは、チーム活動を楽しむこと。なっさん、ジャンボ、るんるんと一緒のチームで良かったと思えるよう、全力で駆け抜けます。
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【エンパワ日記】 歩幅を確かめながら、一歩一歩もう一歩

チーム「横浜ブルー」のマネージャー“おじゃる”です。
1ヶ月前のオリエンテーション、会場がなんとも言えない熱気と緊張感に包まれる中、カナエルンジャーの高校生たちと初顔を合わせ、ほどなくチーム分けも発表されて、スピーチ大会へ向けた120日間のスタートが切られました。(チーム発表時のドキドキって何だか懐かしい感覚だなあと後になってからふと思ったのですが、これって、学年が変わるときのクラス分けの感じですね。いつの間にやら忘れていたことを、カナエールがウン十年ぶりに思い出させてくれました)
今年の横浜ブルーのカナエルンジャーは「T2」です。料理人になるのが夢で、イタリアンレストランでアルバイトをしながら将来の自分を思い描いているそうです。オリエンテーションで、早速その夢を、熱く(時に)はにかみながら話す姿を見ながら、彼の思いを会場の多くの人に伝えるには、自分たちエンパワがどう引き出してあげられるかがやっぱり重要だな、と改めて背筋が伸びる思いを持ちました。
とはいえ、オリエンテーションから合宿までのこの時期は、チームの活動と言っても、LINEのチャット機能を使いながら、「今日何があった?何を食べた?朝は何度寝した?」というような日常のよもやま話や、あるいは好きな食べ物・芸能人の話などのやりとりを続け、まずはお互いのことを知ろうというような、想像していたよりも緩やかな感じのものばかりです。
例えば、先日の東京マラソンにメンター“はたぼー”が出場した時は、ゼッケン番号から、今どのあたりを走っているかWebで検索し、クリエイター“はるはる”と3人でわいわいがやがや実況しながら応援したりして(みんな在宅派なのでそれぞれの家からですが…)、まだ「スピーチコンテストで話すぞ!」と、がむしゃらに頑張っている感じではないようにも思います。
ちょうどスピーチコンテストまでの120日を、初マラソンにおける42.195kmだとすると、まだ10km地点あたり、周りの風景を見てうららかな春の訪れを感じながら、4人でいつもの心地よいジョギングのペースで走っているという感じでしょうか。
先日施設におうかがいして職員さんにお話をうかがい、また今月末の合宿で一緒に過ごすなかで、そろそろ自分たちにとっての未知の距離に入っていこうとしていますが、ここまでのコミュニケーションを通じて、不思議と私自身不安はありません。なんとなく、このチームなら、横風を受けても少しばかりの登り坂でも、ぶれずにお互いのペースを尊重しながら走りきれるような気がするのです。でも、そのためには決して一人も欠けないこと、一人だけ大股で走ったり急に止まったりしないこと。
まだ動き出したばかり。次はどんな風景が待っているのだろうと楽しみにしながら、そしてスピーチコンテストで皆さんに笑顔をお見せできるよう、一歩ずつゆっくり歩調を合わせながら前に進んでいけたらと思います。

ニックネーム:おじゃる(チーム名:横浜ブルー)

▼コンテストのチケット販売は4月1日(金)よりスタートします!お楽しみに。