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カナエール福岡2015-チーム活動開始!!

先月末3月28日~29日の1泊2日に、カナエール福岡2015合宿研修が開催されました!
この合宿を皮切りに、今年もまた7月5日(日)のスピーチコンテストに向けて、原稿作りのチーム活動がスタートします!!その合宿の様子をレポートでお届けします!!
合宿1日目 3月28日(土)
 
合宿開始 (11:00~ )
カナエール福岡2年目となる3か月のプログラムが本日の合宿と共にスタートします!今年度は、春日市の「春日クローバープラザ」という大きな施設で行われました。今年はルンジャー(奨学生)が1人増え、6チームのカラーがそろいました。支えるエンパワ(奨学生を支えるボランティア)も増え、集合時にはたくさんの大きな挨拶と素敵な笑顔で、約40名の皆さんが揃いました!
実行委員長くぼっちの開会あいさつで、和気あいあいとしていた雰囲気から、緊張感のある雰囲気へと変わり、皆さんの表情が引き締まりました。今回の活動を支えるトレーナーおぎーより、「チームの信頼関係作り」「原稿の材料だし」という合宿の目的を共有し、いよいよスタートいたしました!
 
アイスブレイク (11:10~ )
ワークへと入る前に、アイスブレイクタイム。担当は、去年のエンパワで活躍をしたクロちゃんです。自分の状態を表現するゲームでは、絶好調でワクワクの人もいれば、緊張している人もいる、お互いの状態を共有することができました。みんなで輪になり、ミニゲーム(キャッチゲームやなんでもバスケット、リズムゲームなど)を通して、お互いの事を知る事ができ、会話と笑い声が増え、一気に和やかなムードとなりました。
そのあとは楽しいお弁当の時間です。ルンジャーもエンパワも皆で協力してテーブルを並べ、チームごとに食事をとりながらの休憩時間となりました。
 
ワーク① モチベーションの源泉 (12:35~ )
いよいよ、原稿の材料出しとなるメインのワークへ進みます。大事な時間なので集中して、かつ楽しんで、つかれたらチームで息抜きしながら活動をする、という姿勢で取り組みました。
まずは自分と向き合う個人ワークをし、それをチーム内で共有します。ルンジャーだけでなく、エンパワも一人ひとり真剣に向き合いました。このワークを通して、価値観とは何か?自分にとって価値のあるもの、ないものの判断基準は何なのだろう、という事を考え、最後は、大切にしたい価値観をひとりひとり、それぞれ3つに絞ることができました。明確に言葉で表現することによって自分で認識することができます。また、これから一緒に活動していくチームメンバーの価値観を共有することで、相手を大切にすることに繋がってくるのだと、このワークで教えてくれました。
また、ワークを通して、ルンジャーが自分の考えた内容を一生懸命話す姿がみられはじめました。それに対してエンパワが感想を述べ、意見交換が少しずつ深まっていました。
 
ワーク①を通して、グループから出た感想です。
グリーン キーちゃん:チームでシェアをしてみると、一人ひとりの意見の中に、それぞれ共通するキーワードがあり、つながりを感じました。
ブルー ZONちゃん:一人ひとりの違いはありましたが、そこまでのプロセスを聞くと共感する事がありました。その違いを理解していく事が面白くもあり、大切だと感じました。
レッド まさ:皆が話をしている姿が、とても活き活きとしていてよかったです。
 
次に、“夢”の内容を共有するワークへと移りました。前半の個人ワークでは、とても集中して書き出していく姿がみられました。
夢を皆で共有したあと、ルンジャーから出た感想です。
レッド りょうま:夢は難しい。はっきりと決まっていないけれど、これから形のないものを追い続けるのかな、と思いました。
ブルー かえ:チームのエンパワの夢を聞いて、自分と違う夢を聞く事ができ、色々な人がいることに気づく事ができました。
ピンク トミー:志を持てば、夢は必ずついてくると思いました。
ブラック ゆうせい:4人とも別々の夢があって、大人になっても夢があって、これから変わりながらも、過程を大事にしていこうと思いました。
オレンジ のんちゃん:夢を持つことはいいことだと思いました。
グリーン まーなん:具体例や経験をもとにした、エンパワの夢を聞けてよかったです。
ルンジャーにとって、自分の夢と向き合う時間になったとともに、エンパワの夢を聞くことで刺激になっている様子がみられました。
その後、ルンジャーだけの時間をとり休憩としました。エンパワも、これまでのワークを通して、改めてそれぞれの役割を認識し、もっといい場を創っていけるよう息合わせの時間となりました。
 
ワーク② スリーストーリー (14:45~ )
次のワークでは、夢の原点の確認をすることで内容を深めていく時間となりました。人生を波にたとえ、波の山と谷が夢の原点のヒントが隠されているので、それを探るワークです。ルンジャーもエンパワもワークに慣れ、意見交換でも徐々にリラックスして話をしている様子が見られました。
 
ワーク③ ヒーローインタビュー (15:50~ )
5分間の休憩の後、これまで話した“夢”が叶った!と仮定してインタビューをうけてみようという「ヒーローインタビュー」を行いました。各チームで2人1組になり、インタビューをする人・インタビューを受ける人と役割分担をし、そのあとはグループ内で他者紹介を行いました。紹介された感想を、皆さん発表していただきました。ヒーローインタビューをするうちに、「本当のように思えてきた」等の感想が出ました。
 
1日目の振り返り (17:30~ )
本日の振り返りをおこない、今日のワークを通してどんな気づきがあったのか、各チームより発表してもらいました。
ブラック ゆうせい
夢はあるが、ただ具体的な夢があるだけで、何のために夢があるのか考えたことがなくて、今日具体的に考えることができて、ほかの人の夢も聞いて参考になりよかった。 おぎー:自分自身で振り返って表現することが大事ですね。
ピンク せば
一日夢について考えた。普段深く考えることがないので、今日考えることによって、ほんとにやりたいことや、大事にしたい価値観を考えることができました。具体化して、どういう風にしていったらいいかを考えていきたい。ルンジャーのトミーはから、「好きなことをしてつきつめていきたい」という意見を聞く事が出来ました。おぎー:今日出た材料を、明日深堀していってほしいですね。
ブルー ZONちゃん
ルンジャーのかえちゃんが、「少し原稿が書けそうな気がした」と言っていました。書く事や写真と動画を撮られる事などについてはじめは戸惑ったが、少しワークにも慣れてきたし、ワークがすすむにつれて考える内容が深くなってきたところが難しく感じました。エンパワも夢をかたれたので、夢を持つことで、応援する側の力になれると感じました。おぎー:夢を掘り下げていくことで難しさもあるが、難しさをどうのりこえていくかをチームで考えていけたらいいですね。
レッド ゾマホン
チームで腹を割って話すことができ、りょうまも腹を割って話してくれました。おぎー:いい雰囲気でできていると思いました。いい雰囲気だけでなく、目的のために衝突することもありますが、乗り越えてほしいですね。
グリーン きーちゃん
楽しかったです!けど、疲れた、という声もありました。夢をたくさん掘り下げて言語化したので、不思議な感覚で、本当に自分にできるのか?という不安もでてきました。メンバーの中でも、すべて言葉にできなかったり、もっと頑張りたいと思ったり、それぞれでした。おぎー:大人たちもみんな悩んでいるということに気づいてくれたと思いますね。
オレンジ ひさちゃん
夢を語って、聞いて、楽しむことができました。みんな違う夢だけど、根っこの部分は一緒だと思います。現実的な問題をクリアしていかなればいけないということを改めて思いました。おぎー:これからでてくる現実的な問題もあるが、大きい夢をもってほしいとは、思います。小さい夢、大きい夢、一つ一つかなえていくことを、みんなでしていってほしいですね。
 
夕食 (18:00~ )
一日目のワークが終了し、半日たくさん頭を使って活動をしたことで、ルンジャーもエンパワも疲れが見えました。夕食も、チームごとにそろってお弁当を食べました。
 
チーム混合で懇親&ミニゲーム (18:45~ )
夕食後、これまでチームでワークをしてきましたが、チームを超えてコミュニケーションをとる機会をつくりました。「目玉焼きにかけるものは?」「好きなおにぎりの具は?」などでチーム分けをし、「初恋は?」などといった内容で、ワークで疲れていた頭をリセットして会話を楽しむ時間となりました!懇親が始まると、夕食後疲れていた雰囲気は消え、ルンジャーもプライベートの事を積極的に話して、和やかな雰囲気になり、笑顔がたくさんみえました。
 
>>>2日目に続く