[Volunteer's voice] To speech Gon-chan's dream in her own words [English]

Ben-san, who is participating in Canayell 2017 as volunteer called “Empower”, reports his activity in team Tokyo Green and how he is supporting a teenage speech-maker, Gon-chan.
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My name is Ben Strauss, and I am the Manager of the Tokyo Green team for 2017 Canayell. I am American and was raised in Michigan. I have spent 4 years in the early 1990s in Tokyo studying and then working for a Japanese company. More recently, I returned to Japan in 2006, and now live in Tokyo with my wife and three children. I currently work for the Japan subsidiary of a US-based software company, Oracle Corporation.

This is the second consecutive year that I have participated in the Canayell program. To be honest, last year’s participation was challenging for me. Of course there were many enjoyable moments working with the Canayell student as well as with my Empower teammates; however, not being a native Japanese speaker and not having grown up in Japan, I did struggle to keep up at times.  That said, with a year under my belt, I really expect to be able to make a bigger contribution this year!

Our Empower team is supporting a student whose nickname is Gon-chan.  We began our activities at the end of February where we first met and were assigned to our teams during a half-day orientation.

Gon-chan is 17 years old and became a high school senior from the beginning of April.  As we found out at orientation, she has already thought quite a bit about her future and has decided she wants to work in the hotel industry.

At this point, we are still coming together as a team – learning about each others hobbies, likes and dislikes, etc., but we have an overnight trip at the end of March where we will spend more time together and I am very much looking forward to learning more detail about Gon-chan’s dream to work in the hotel industry.


Recently, the Empower team and one member of the Bridge 4 Smile Administrative team visited Gon-chan’s home.  We were able to speak with one of the caregivers and hear more about Gon-chan’s day-to-day life.

We learned that Gon-chan is very busy with school, club activities, and her part-time job.  I realize that adding the Speech Contest preparation on top of this will be a challenge for her. 

Over the next 4 months, myself and the rest of the Tokyo Green Empower team are going to do our best to support Gon-chan to develop a speech that allows her to explain her dream in her own words.


To those that are reading this:  Please come and support the children at the Speech Contest in July! (1st for Yokohama, 8th for Tokyo)
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Caneyell 2017 speech contest is held at following dates and sites.
Canayell Yokohama 2017 : July 1st 2017 (Sat) at Yokohama Tsurumi Koukaido
Canayell Tokyo 2017 : July 8th 2017 (Sat) at Nissho Hall
Ticket is released on  April 10th on this website.

Read more about Canayell
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【エンパワ日記】姫やんの心の中の色んな想い

チーム「東京ブラック」のマネージャー、ぐっちゃんです。
私がカナエールを知ったのは、ほんの3か月前でした。
親を頼れない子どもたちの「夢をかなえるチカラ」を育み、彼・彼女たちの応援者を増やしていく。
その取り組みに共感して、今回初めて参加しました。
 
・・・
 
姫やんは、この春高校3年生に進級した女の子です。
私たちエンパワは2月末に姫やんと初めて会い、「東京ブラック」というチームになりました。
 
人見知りです、と教えてくれたけれど、会話をしたら少しずつ笑顔を見せてくれるようになった姫やん。
 
チームビルディングのワーク “マシュマロ・チャレンジ対決” の後に
そのマシュマロとパスタで、なんともキュートな東京ブラックのマスコットキャラクター

「マシュ殿」
を生み出してくれた、図画工作が得意な姫やん。
 
何か心配なことはある?と聞いてみると
「途中でやめたいって言っちゃうかもしれない」と話してくれた、素直でまじめな姫やん。
 
ちょっぴりシャイな姫やんにとって、大勢の応援者の前で夢を語るカナエールに応募するのは、きっととても勇気のいることだったのではないかと思います。
姫やんはどんな想いで、このカナエールへの参加を決めたのでしょうか。
 
・・・
 
この日を境に、LINEグループで、姫やんとエンパワ3人のコミュニケーションもスタートしました。
好きな食べもの、今日のできごと、「おはよう」「今帰りだよ」「おつかれさま(*´ω`*)」。
少しずつ時間と言葉を共有していきます。
 
・・・
 
3月中旬、エンパワと事務局担当者で、姫やんが暮らすお家(児童養護施設)を訪れました。
目的は、職員さんから、姫やんをサポートするためのアドバイスをいただくこと。
 
姫やんはやさしくて、一緒に暮らす小さな子どもたちをとても可愛がっていて。
職員さん以上に背中を追いかけられる存在だと教えていただきました。
この日も縄跳びで元気いっぱい遊んでいたかと思ったら、
私たちが帰る頃にはカラフルな絵の具で手が染まっていたり♪
 
学校、バイトといそがしいのに、
空いた時間でお姉さんの役目も頑張る、頑張り屋さん。
姫やんは、児童養護施設の職員を目指しています。
 
・・・
 
3月下旬。1泊2日の合宿では、30時間をチームメンバーと共に過ごしました!
分刻みのスケジュールで、たくさんのワークが用意されていました。
 

(序盤。合宿の目標を4人でシェア)
 
夢と向き合うワークでは、子どもも大人も自分の夢を打ち明けました。
お互いにどんなことを考えているのか知り、少しずつ距離も縮まります。

(お昼休憩もチーム行動。一緒にからだを動かしたり、おしゃべりしたり)
 
チームフラッグ作りを通して、姫やんの夢が、チームの目標になりました。
姫やんがちぎり絵で作った似顔絵をお手本に、エンパワもなんとか各々の顔を作り上げ、マスコットキャラの「マシュ殿」も配置して。
東京ブラックらしさ溢れるフラッグができあがりました♪

(姫やんから教わった小顔ポーズで☆)
 
1日目のワークを終えた達成感のなか臨んだキャンプファイヤー&マイムマイムでは
やっと “エンパワ(大人)への遠慮” を超えて、姫やんが素顔を見せてくれたように感じました。
 
合宿2日目、ついに夢スピーチコンテストの原稿作りが始まりました。

自分と深く向き合い、自分の想いを確かめながら、進めます。
 
みんなの前での初めてのスピーチ(プレプレスピーチ)を午後に控えて
緊張もあり、少し焦りもあり。
なかなかしんどい時間だったと思いますが、集中して取り組めました。
 
姫やんはどんな気持ちでカナエールに参加したのか、少しずつ話してくれました。
 
児童養護施設の職員になるために、進学したいこと
 
夢をかなえて、同じ境遇の子どもたちに伝えたいメッセージがあること
 
今まで支えてきてくれた人たちに見せたい姿があること
 
児童養護施設のことをよく知らない人たちに伝えたいことがあること
 
まだまだ、うまく言葉にはできないけれど。
強い想いを感じました。
 
これから少しずつ、姫やんにしか伝えられないことを、姫やんの言葉で、紡ぎ出していってほしいと思います。
 
・・・
 
合宿を終えた帰り道、姫やんから届いたLINEのメッセージは
「楽しかったし、すごく充実した2日間になりました」
 
ハードな合宿後でヘトヘトなのはエンパワも姫やんも同じ…はずですが、
帰宅後、姫やんは就寝時間を過ぎても原稿作りに没頭していたそうです!
 
1か月前に聞いた「途中でやめたいって言っちゃうかもしれない」という姫やんの言葉が
もう、ずっと昔のように感じられます。
 
・・・
 
これから姫やんは、目標にしている職員さんやお世話になった人たちに会いに行く予定です。
何を感じて、どんな夢、その先の未来を描いていくのか、とても楽しみです。
 
私たちは「エンパワ」。
姫やんと向き合い、気付きや歩みを見守り、ときには促すことができるように、力を合わせてサポートしていきます。
 
夢スピーチコンテストまでの、あと3か月間。
姫やん、とりちゃん、483(しばさん)、ぐっちゃん
4人で一緒に駆け抜けます!
 
7月8日(土)、カナエール東京会場へ
姫やんの夢、そして他のカナエルンジャーたちの夢を、聴きにいらしてください!
 
(東京ブラック:ぐっちゃん)

【エンパワ日記】ごんちゃんの夢をごんちゃんの言葉で伝えるために

カナエール2017に参加している社会人ボランティア“エンパワ”からの活動報告をお届けいたします。今回はチーム東京グリーンのベンさんからのレポートです。
エンパワとは?
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カナエール2017東京グリーンのマネージャーのベンです。アメリカのミシガン州の出身です。1990年代の前半に留学と就職で約4年に日本に住んで、また2006年から現在に至って約11年間に5人家族で東京に暮らしています。現在は外資系のソフトウェア会社の日本オラクルで働いています。
カナエールに参加するのは去年に続いて2度目です。去年のカナエールの経験は正直に言いますと大変でした。勿論、カナエルンジャーをサポートをすることと、チームメンバーと一緒に頑張ることで楽しい面も沢山ありましたが、日本語や日本のカルチャーを完璧には理解していない私にとっては、ついていくだけで精一杯で難しく感じられました。しかし、今回は去年の経験を生かして、もっと上手にできると自分に期待しています!
今年はカナエルンジャーのごんちゃんと、私を含めたエンパワメンバー3人と組んで活動をしています。
チーム発表は2月末にあって、その場で初顔合わせとなり、半日ほどチームとしてオリエンテーションに参加しました。
ごんちゃんはまだ17歳で、4月からは高校3年生になりますが、もうしっかりと夢を持っていて、ホテル業界で仕事をしたいと教えてくれました。
まだお互いの趣味や好き嫌いなどを情報交換し、チーム作りをしている段階ですが、3月末に一泊二日の合宿があり、そこでごんちゃんの夢についてもっと深くまで理解できるのを楽しみにしています。
 

先日はエンパワーメンバー3人と事務局の担当者で、ごんちゃんが住んでいる児童養護施設を訪ねました。
ごんちゃんを担当している職員さんにインタビューをさせてもらい、ごんちゃんの生活について色々と聞かせていただきました。
ごんちゃんは学校、部活、アルバイトなどでかなり忙しくて、更にスピーチコンテストに向けて頑張るのは大変だなと思いました。
今後の4ヶ月あまり、ごんちゃんの夢をごんちゃんの言葉で伝えるために、私たちエンパワ3人で沢山の支援をしたく、東京グリーンチームとして頑張りたいと思います。
お読みになっている方々へ
7月のスピーチコンテストへ、カナエルンジャーの応援の為に是非、いらっしゃってください!
(東京グリーン:ベン)