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3分間に全てを賭ける、クリエイター奮闘記

いよいよ横浜コンテストが目前に迫りました。
各チームはカナエルンジャーを中心に一丸となって、スピーチ原稿の完成後も、最高のスピーチを披露するためにラストスパートをかけているところです。
そんな中、各チームのクリエイターは、一足早く6月20日のカナエルンジャー紹介VTRの完パケ(=最終提出)に向け、力を振り絞ってきました。
もしかすると、今頃は肩の荷が下りて、少しだけホッとしている頃かもしれません。
僕も過去2年間はチームのクリエイターとしてエンパワを経験してきました。
紹介VTRの最終提出後は、やりきったという満足感の中に、もっとできたのではないかという悔しさが入り混じった、なんとも不思議な気持ちになったのを覚えています。
本番を目前に、紹介VTRの最終提出に向けたクリエイターの奮闘の様子を少し紹介したいと思います。
<カナエルンジャー紹介VTRとクリエイターの役割>
コンテスト本番では、カナエルンジャーがスピーチを始める前に、カナエルンジャーの紹介VTR(3分間)が上映されます。
各カナエルンジャーの魅力が凝縮された紹介VTRはどれも個性的で素敵な作品ばかり。
そんな紹介VTRを作成するのが、クリエイターの役割を担った各チームのエンパワメンバーです。

<時には徹夜も!?こだわりの編集>
チーム活動が佳境に入る6月は、VTRの提出に向け編集の追い込みをかける時期です。
各自が納得の行くレベルの作品にまるまで、何度も修正を加えています。
・映像に入れたいシーンがたくさんあって、3分に収まらない、なんとかいいとこどりしたい
・カナエルンジャーのスピーチが変わったので、それに合わせて映像の構成もかえたい
・よりインパクトのあるVTRにするため、エフェクトを工夫したい
・紹介VTRの字幕(テロップ)をより分かりやすくしたい
・カナエルンジャーからのリクエストに応えたい
などなど、こだわりのポイントを上げるとキリがありません。
クリエイターチームでは、制作中の作品に対するフィードバックも兼ねた勉強会を何度か実施してきましたが、メンバーの表情は真剣そのもの。
自身の感性とロジック、そして第三者の意見もフル活用して、作品の完成度を高めてきました。
中には平日仕事後に連日深夜まで編集をした、作品の提出(中間提出)直前は徹夜をしたといった話も聞きこえてきます。
<楽しいからこそ頑張れる!!>
でも決して大変なことだけではありません。大変な中にも楽しさや充実感を感じられたからこそ頑張れた、そう思っているクリエイターも多いのではないでしょうか。
カナエルンジャーのキラキラした表情を切り出せたときの満足感、
チームのメンバーに作成途中の作品を共有し、褒めてもらえたときの幸福感、
思い描いていたイメージ通りの編集ができたときの達成感
そして、撮影した動画を深夜に何度も見返しているうちに、担当するカナエルンジャーを独り占めにしているような気分になってくる優越感(ってこれヤバいですかね)
カナエルンジャーを応援したい、そんな気持ちを作品という形で表現できるのはクリエイターだけ。
だからこそ、自分とチームの想いを乗せて、最後の最後まで足掻き続けることができたのだと思います。
<クリエイター実行委員として携わってみて>
今年は、各チームのクリエイターをサポートする実行委員という立場でカナエールに携わりましたが、
各自の作品が進化していく様子は、見ていて本当に幸せな気持ちになりました。
各チームのクリエイターは、決して映像制作のプロではありません(稀に例外の方もいますが・・・)。
それどころか、(自分も含め)カナエールでクリエイターをやるまで、動画撮影や編集なんてやったことが無かったという人も多く、中にはパソコン自体ほとんど使ったことが無いというメンバーもいます。
それでも不思議とハズレの作品なんて1つもありません。

3月に初めて勉強会を実施した時は、皆一様に不安な気持ちを口にしていました。
5月に中間のお披露目をした際は、厳しいフィードバックに焦りや悔しさを感じた人もいると思います。
そして6月のこの時期は、刻一刻と変化するチームの状況と向き合いながら、作品に対する試行錯誤を繰り返す日々だったことでしょう。
そんな様々な出来事を経て完成した作品は、どうしてここまでできるんだろう、と思えるものばかりです。
その道のプロから見れば、技術的には拙いところも多々あるかと思います。
でも、技術とは関係なく、真摯にカナエルンジャーと向き合ってきたからこそ、カナエルンジャーの魅力とクリエイターの想いが詰まった、ここにしかない作品に仕上がっています。
スピーチコンテストの主役は勿論カナエルンジャーのスピーチですが、紹介VTRにも注目して頂けると嬉しいです。
きっと、会場で初めて会うはずのカナエルンジャーに親近感が湧き、より一層彼らのスピーチが際立って見えると思います。
カナエルンジャーのスピーチがどうか多くの人に届きますように。
そして、ほんの少しだけでいい、クリエイターの想いも伝わりますように。

皆さまと会場でお会いできることを楽しみにしています。
(実行委員:コンタ)

夢はつづく、カナエールもつづく

私のカナエール初参加は2015年。カナエルンジャーのサポートボランティア(エンパワ)メンバーとして、ビデオ撮影・作成を担当するクリエイターを担当しました。
カナエルンジャーは、当時はまだ幼さが残る18歳。合宿の時には、他のカナエルンジャー達とブランコで楽しそうに遊んでいて、可愛いなぁと思いながらビデオ撮影していたのを覚えています。
コンテスト本番前は、緊張で昼ご飯ものどを通らなかった彼でしたが、スピーチ本番では前代未聞の「一発ギャグ」を見事に決め、それまでで最高の出来のスピーチを披露してくれました。

そんな彼も、もう20歳。夢をかなえてTV番組の制作スタッフになり、忙しい日々を送っているようです。
スピーチコンテスト終了後も、2年間、私たちは毎月1回の面談で顔を合わせてきました。
面談といっても固くるしいものではなく、お互いの近況報告です。「どんなカノジョがほしいか」なんて話で盛り上がったこともあれば、エンパワメンバーの転職話を聞いたり、みんなで一緒に夕飯を作って食べたり。
そうやって彼の顔を見て話を聞ける月1回の面談が、私はとても楽しみでした。

就職の悩みをぽつぽつと話してくれたこともありました。
TVの仕事はとてもハードです。コンテストでは、スピーチ作成にあたって、夢の職業についている方にインタビューをするのですが、その中でも、仕事のハードさについては何度も話に出ていました。
それでも、周囲の人とも相談しながら、ハードな職場であることは覚悟の上で、自分が一番やりたい仕事につくことを自分で決めて、飛び込んでいった彼。この2年で本当にたくましくなったなと思います。
卒業したのでもう月1回の面談はないけれど、これからは友人同士として(年齢はかなり離れていますが(笑))会うことができます。
先日は久しぶりにチーム全員で集まって、初めて一緒にお酒を飲みました。彼は楽しそうに仕事の話をしてくれました。そして最後は、なつかしそうにスピーチコンテストの時の話をしていました。
また夏ごろの再会を約したので、その時が楽しみです。
彼の職業人生は始まったばかり。だから彼のカナエールはまだまだ続いています。
そしてこうやってゆるやかにつながりながら、私たちは彼の夢を応援し続けていきます。
だから、私のカナエールもずっと続いていくのだと思うのです。
(実行委員:はるはる)

クリエイター勉強会(1ヶ月切りました)

7/1のカナエール横浜夢スピーチコンテストまで30日を切り、各チームの動画編集もラストスパートになりました。
本日は、各チームのクリエイターが集まり、動画を更にブラッシュアップする勉強会を実施しています。

先週、先々週に実施した事前発表会で上映した各チームの動画について、実行委員のクリエイターチームからフィードバックがあり、編集方法やテロップの入れ方、音声の大きさ、BGMの大きさ、場面転換のテクニックなどについて、クリエイターチームに質問しながら編集を進めています。

クリエイター以外のマネージャーやメンターも来て、動画に対するフィードバックをして、チーム一丸となって動画作成をしています。

スピーチコンテスト当日、カナエルンジャーのスピーチの前に流れる3分間の動画にも注目してください。
 
(実行委員:ゆき)

クリエイターの楽しみ

私は過去に2回、カナエールボランティアでクリエイターを経験しました。カナエールボランティアの3つの役割の中で、クリエイター以外は経験無いですが、クリエイターは特殊な役割だと思います。
メンター、マネージャーと共に、カナエルンジャーの話しを聴き、自分たちの経験や意見を交換し、スピーチを作り上げていく事には変わりないのですが、それにプラス、カナエルンジャーを撮影し、動画を編集するという作業があります。
もちろん、クリエイターひとりで作るわけではなく、メンターやマネージャにカメラを持ってもらって撮影してもらったり、動画の構成や、ロケ地などのアイデアをもらったり、コメントをもらって修正したりして作り上げていきます。
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でも、編集作業だけは、クリエイターだけの仕事です。仕事というと辛いイメージを与えてしまうので、クリエイターの楽しみと言い換えましょう。
 
動画の編集はそれなりにテクニックが必要ですが、全くの動画作成素人でも立派な動画を作成させることができます。なぜなら、実行委員のクリエイターチームの存在があるからです。クリエイターチームには、動画撮影、動画編集のプロや、クリエイターを経験した先輩がいます。
クリエイターに対して、初期の頃には、数回の撮影講座、編集講座を開催して、テクニックを伝授します。lxt10401
途中には、進捗具合をクリエイターみんなで見せ合って、クリエイターチームからアドバイスもらえる勉強会も数回開催されます。編集ソフトウェアの使い方や、ファイルの保存の仕方などの質問にも丁寧に回答をもらえます。
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クリエイター同士のコミュニケーションは、かなり活発で、お互いにブラッシュアップし合いながら作業を進めることができます。
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それだけではありません。
クリエイターの最大の楽しみは、期間中、カナエルンジャーの表情を一番たくさん見ることができるという役得です。ほとんどの撮影が終わり、終盤は編集にかかり切りになります。カナエールボランティアの中では、一番多くの時間をカナエールに割く必要のあるクリエイターですが、その時間は、撮影してきたカナエルンジャーの様々な表情や声を見ながら聴きながらの作業であり、カナエルンジャーが愛おしくてたまらなくなります。
こんな素敵な表情をするカナエルンジャーを会場に来た人に見せてあげたい。うちのカナエルンジャーはこんなに頑張ってる素敵な子なんだっていうのを見せてあげたい。たった3分の映像ですが、カナエルンジャーへの愛情をたくさん込めることができます。
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最初は動画編集なんて難しそうだなと感じていたのに、最後にはこんな想いになって、時間も忘れて編集に没頭してしまう。そんな、特別な楽しみがあるのがクリエイターです。
 
スピーチ当日は、カナエルンジャーがスピーチするのと同じくらい緊張して、自分の作り上げた映像が上映されるのを舞台袖で見ることになります。
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そんな素敵なクリエイターをやってみませんか?
カナエールボランティア説明会は今週末に、あと2回しかありません。今からでも間に合いますので是非説明会に来て、クリエイターを希望してください。
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
説明会への参加のお申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。
(実行委員:ゆき)

【カナエール2017】カナエルンジャーの動画を作ってみませんか?

カナエールスピーチコンテストに来場された方はご存知と思いますが、カナエルンジャーがスピーチをする前に、カナエルンジャーの日常や、カナエルンジャーの夢に関係する仕事をしている人へのインタビュー、彼らの友人や施設職員の一言などの3分間の動画が流れます。
この動画は、3人のカナエールボランティアの内、クリエイターが作成を担当します。
 
私は、過去に2回、カナエールボランティアをやり、2回ともクリエイターを担当しました。この動画を作成したくて、カナエールボランティアに参加したとも言えます。
1回目の時、写真が趣味でしたが、何かボランティアがやりたいと言うことと、動画が作成できるという内容で、直ぐにカナエールボランティア説明会にエントリしました。当時は、児童養護について何も知りませんでしたが、説明会やカナエールのボランティア活動の中で現状を学ぶことができます。本格的な動画を作成するのも初めてでしたが、実行委員のクリエイターチームの手厚いサポートで、撮影の仕方や編集の仕方も教えてもらえます。
 
カナエールボランティアには、マネージャ、メンター、クリエイターの3つの役割がありますが、私はクリエイターが最もカナエルンジャーの成長の変化を見ることができると思います。
こんなきっかけでカナエールボランティアを始めるのも有りと思います。
 
(実行委員:ゆき)


12月~1月にかけて、カナエール2017のボランティア説明会を実施いたします。
みなさまのご参加をお待ちしています。
12月4日(日)  13:00-15:00 東京大手町
12月7日(水)  19:30-21:30 東京大手町
12月22日(木) 19:30-21:30 横浜
1月5日(木)  19:30-21:30 東京大手町
1月8日(日)  13:00-15:00 東京大手町
1月14日(土) 10:00-12:00 横浜
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
ボランティア説明会への参加申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。