【カナエール2017】職員の方からのお手紙
カナエールでは、スピーチコンテストに出場するために、1人の「若者」を、
3人の「大人」たちが120日間サポートします。
彼らにとって、1人の「大人」と出会うことは、1つ世界を広げることに繋がります。
これまでなかなか出会うことのできなかった「大人」たちとの関わりによって、
彼らはどんどん変わっていきます。
そんな彼らを間近に見ることのできる「大人」になりませんか?
カナエールでは、現在、ボランティアを募集しています。
120日後、彼らはあなたにとって、かけがえのない大切な存在になっているはずです!
今回は、2016年にスピーチコンテストに参加した若者が暮らす児童養護施設の職員の方から
いただいたお手紙を紹介します。
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「この子なら大丈夫!」という職員からの提案で、子どもにカナエールの話をしてみたものの、施設で初めての利用だったので不安から始まったカナエールの応募でした。しかしブリッジフォースマイルの皆様、エンパワメンバーの方々のサポートを感じられたことで子どもも職員もその不安は安心へと変わっていきました。カナエールの制度は金銭面だけでなく、顔が見える支援をして頂けることは子どもの大きな精神的な支えとなってくれます。
施設職員ではない社会人の方と触れ合うことで、子どもはとても成長しました。在園中は嫌なことがあるとそこから逃げていたり、職員と話をすることを避けていたりしていたあの子が大勢の人の前で自分の夢を語っていることが信じられませんでした。「この子、こんなこともできる子なんだ」と気づかせてくれたのもこのカナエールがあったからこそです。
行きたいと思って進学したはずの学校、やりたいと思って選んだ就職先。卒園した子を見ていると理由は様々ですが、途中で諦めてしまう卒園生がいることも現実にあります。カナエールの意欲と資金のサポートは自分に自信をもつこと、夢を持ち続け前に進むことを子どもに教えてくれました。
この度は、ご支援ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。
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