【児童虐待防止推進月間 – まずは、知ることから- 】

-児童虐待通告件数

11月も残りわずかですが、今月は、児童虐待防止推進月間だということをご存知でしょうか。
今日は、日本の児童虐待にまつわるお話をご紹介します。
2014年度は約8.9万件もの児童虐待の通告件数が厚生労働省の調査により、判明しました。
この数字は年々増えており、児童虐待の問題はますます深刻化しています。
過去最高の8.9万件。

過去最高の8.9万件。発行:時事ドットコム(【図解・社会】児童虐待件数と通告人数より作成)

通告されて助け出されるケースも深刻化しており、
助け出された時にすでに失明しているなど、回復できない傷を負った子どもも増えているのが現状です。
-わたしたちが、できること
「虐待」ってどこから…?を知ること。
  ▼児童虐待は、かんたんに言うと、以下の4 種類に分類されます。
身体的虐待:殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせるなど。
性的虐待 :子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又はさわらせるなど。
ネグレクト:家に閉じ込める、食事を与えない、重い病気になっても病院に連れて行かないなど。
心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱いなど。
-「あれ、虐待かな?」っておもったら…
児童相談所 全国共通ダイヤル 189 に連絡してください。
自治体によって異なりますが、24~48時間以内に安否確認をすることになっています。
児童相談所 共通ダイヤル「189」

児童相談所 共通ダイヤル「189」発行:厚生労働省

「もしかしたら、違うかも?」と思ってしまうこともありますが、
少しでも、「おかしいな…」と感じたら、勇気をだして「189」へ連絡を。
あなたの電話1つで救える「命」があります。