【歴代カナエルンジャーは語る】あおい

児童養護施設や里親家庭からの進学を志す若者たちのスピーチコンテスト。
2016年も東京・横浜・福岡で開催します!

コンテストまでの120日間、若者たちをサポートするボランティアを募集しています。
今回はカナエルンジャーとして2013年にスピーチコンテストに出場し、
最優秀賞を受賞した「あおい」について紹介します。
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—— 2013年のスピーチコンテストに出場した「あおい」が語った夢
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高校1年生のとき僕は大好きなサッカーを諦めました。
今でもサッカーを諦めたことは本当に悔しくて、後悔していて、忘れることができません。
児童養護施設で生活をしているからという環境を理由にして諦めたくない。
将来はこどもたちが夢を熱く語れるような環境をつくる仕事をしたいです。

 
小学生からサッカーが大好きだった「あおい」。
しかし、大学へ行く資金を貯めるためにはアルバイトをしなければならない。
「大学で勉強」をするために、本当に大好きだったサッカーを一度諦めました。
 
——あれから2年、大学生になった「あおい」に現在の学校生活について語ってもらいました。

(大学の)勉強は順調で、サッカーは今年からサッカー部のキャプテンになりました。
1年後に「やってよかったな」と思えるように、今はすごい頑張っています。

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勉強やアルバイトだけでも毎日忙しいのに、高校生で一度は諦めてしまった「サッカー」も
今ではキャプテンを務めるまで頑張っていると報告してくれました。
 
——今の「夢」についてよかったら教えてください。

将来の夢はスピーチをしたときから変わっていなくて、
児童養護施設を出た子供たちの支援をしたいなと思っています。
あともうひとつ。今本当に叶えたい夢は…
児童養護施設に今いる子供たちに見本というか…
自分が大学を卒業することで、「僕たちにも出来るんだぞ!」
というのを見せてあげたいです。

 
スピーチコンテストを経験して新たな目標を見つけ、毎日の学校生活を充実させている「あおい」でした。
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一緒に若者の夢を応援しませんか。
6年目を迎えるカナエール。今年も合計60名のボランティアを募集します!
児童養護施設や里親家庭など、社会的養護の下で育ち、大学・専門学校等への進学を志す若者たちが、来年6月開催のスピーチコンテストで進学の夢を語ります。 コンテストまでの120日間、若者たちとチームを組んで一緒にスピーチ原稿と紹介映像を作成するボランティアを募集します。 新しいことに挑戦したい方、チームで何かを作り上げるのが好きな方、ご参加をお待ちしています!
説明会への受付開始しました! くわしくはボランティア募集ページをご覧ください。
http://www.canayell.jp/support/empowerment/
 

カナエール2015で体験し感じたこと

2015年からはじめてカナエールのエンパワに参加した「ジャンボ」さんに体験記を執筆していただきました。
普段は世界を相手にグローバルに仕事をしているジャンボさん。
なぜ「カナエール」に参加したのか。また、カナエールを通じて感じたことについて語っていただきました。
 
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「自分に新しい価値観と人生観が生まれた。それは、自分の人生において久しぶりに感じる新しい感動体験だった。」
 
はじめにジャンボさんがカナエールに参加した理由について教えてください:
私は普通の会社員。人生50歳を過ぎ、私生活では子供達も大人なり、妻もライフワークを持ち、自分の会社人生も先が見える様になってきた。そんな中で、残りの自分の人生を考えた時、何か物足りなさを感じていた。そして、いろいろと考えた結果、何か今までの自分の経験や知識や人脈を活かせる活動をしたいと思う様になった。それで、インターネットや本を調べたり、友人と話している中で、社会貢献活動に興味が出てきた。
また、もともと学生時代は教師になりたいという思いもあったので、子供達とかかわれそうなB4Sに興味を持ち、代表の林恵子氏の著書「できるかも」を読んでさらにその活動内容に共感。最後にカナエールの説明会で会った事務局の人達にも非常に良い印象を持ったので、カナエールとSelf Leader Ship Program(以下SELP)への参加をその場で決めた。
後から考えると何かの縁があったとしか思えない。
 
次に、カナエールを通じて感じたことについてよろしければ教えて下さい:
カナエールの活動で自分の価値観と人生観を変えた3つの体験談を話します。
1つ目は、児童養護の現状に関して、今までの自分が何もしらなかったことを認識した体験。
2つ目は、ボランティア活動を通して子供達と接し、その間の子供達のすごい成長をじかに感じた体験。
3つ目は、ボランティア活動というものを実際にやってみて体験したこと。です。
 
では、1つ目の児童養護の現状に関して、今までの自分がなにも知らなかったことを認識した体験について。
この平和で恵まれた日本に、主な理由が親の虐待で児童養護施設に暮らしている子供達が、全国で約3万人もいる事を初めて知った。現行児童養護法ではその子供達への国からの支援が18歳で打ち切られ、進学や就職はもちろんのこと下手をすると普通の生活もかなり努力しないと難しい。実際に、B4Sのカナエールの活動中に、子供達とじかに接したり、児童養護施設を訪問し、その雰囲気や施設の先生方やほかの子供達と会ったりした出来事が、そういう一連の事に関して、今まで特に関心がなく、何も知らなかったということを自分に認識させ、それらの事に関心を持つ様になった。
 
次に2つ目の、ボランティア活動を通して、その間の子供達のすごい成長をじかに感じた体験について。
カナエールのゴールは、「夢スピーチ」である。それは、今まで大勢の人前でスピーチをしたことのない子供達が、初めて出会う3人の大人のボランティア達と、原稿を書きスピーチの練習をしていく過程そのものであった。また、自分の担当の子供だけでなく、何回かある合同練習でほかのチームの子供達と接して見ていて、その子供達の成長は驚きと感動の体験であった。
具体的には、初めはその大人達とどう話したらいいかわからない、原稿をどう書いてよいかわからない状態だった子供達が、いやいやながらも大人達に、煽てられたり、ちょっと注意されたり、褒められたりしながら、何度何度も原稿を書き直しスピーチの練習をしていくうちに、自然に子供達が自分からいろいろなアイデアが出てくるようになり、子供同士も連絡を取り励ましあいながら、楽しんで活動をするように変わっていった。そして、最後に大勢の観客の前でスピーチをした後の、子供達のすがすがしく自信に満ちた満足した顔つきは、120日前の子供達とは明らかに違っていた。「初めて出会った大人達に子供なりに気を使う社会経験。」「やるべきことをやり遂げた充実感。」「大勢にお前の人の前で自分の考えをしゃべる勇気。」 その体験が彼らの顔つきを内面から変えていったのだろう。
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【写真】本番直前のリハーサルに臨む「ジャンボ」さんと同じチームのエンパワたち
 
最後に、3つ目のボランティア活動というものを実際にやってみて体験したことについて。
NPOつまりボランティア活動は、全員が善意で参加している。「子供達にスピーチという成果物を達成させ、その後学校を卒業するまでの資金援助や精神的援助を行う。」というカナエールのミッションは、全員で共有出来ていると思うが、その方法。かかわり方の深さへの考え。アサーションなどのかかわり方のスキルの知識の有無。などには、個々でかなりの温度差があり、カナエールの活動中に関係者間に葛藤が生じることも有る。
まあ、それが普通であるとは思うが。でも、善意で参加しているメンバーに対しては上下関係があるわけでないので、お互い相手の気持ちになって妥協点を見つけることが必要になる。しかし、それは「言うは易し行うは難し。」である。つまり、いかに短い時間で関係者の価値観や考え方を理解するコミュニケーション力が大切か。ということを体験した。
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【写真】チームで掲げた目標「一致団結!」
このようなカナエールでの体験は、私自身も大きく成長させてくれた。カナエールはすごく魅力あるプログラムである。他の方々にもぜひ体験することを心からお勧めします。

【児童虐待防止推進月間 – まずは、知ることから- 】

-児童虐待通告件数

11月も残りわずかですが、今月は、児童虐待防止推進月間だということをご存知でしょうか。
今日は、日本の児童虐待にまつわるお話をご紹介します。
2014年度は約8.9万件もの児童虐待の通告件数が厚生労働省の調査により、判明しました。
この数字は年々増えており、児童虐待の問題はますます深刻化しています。
過去最高の8.9万件。

過去最高の8.9万件。発行:時事ドットコム(【図解・社会】児童虐待件数と通告人数より作成)

通告されて助け出されるケースも深刻化しており、
助け出された時にすでに失明しているなど、回復できない傷を負った子どもも増えているのが現状です。
-わたしたちが、できること
「虐待」ってどこから…?を知ること。
  ▼児童虐待は、かんたんに言うと、以下の4 種類に分類されます。
身体的虐待:殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせるなど。
性的虐待 :子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又はさわらせるなど。
ネグレクト:家に閉じ込める、食事を与えない、重い病気になっても病院に連れて行かないなど。
心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱いなど。
-「あれ、虐待かな?」っておもったら…
児童相談所 全国共通ダイヤル 189 に連絡してください。
自治体によって異なりますが、24~48時間以内に安否確認をすることになっています。
児童相談所 共通ダイヤル「189」

児童相談所 共通ダイヤル「189」発行:厚生労働省

「もしかしたら、違うかも?」と思ってしまうこともありますが、
少しでも、「おかしいな…」と感じたら、勇気をだして「189」へ連絡を。
あなたの電話1つで救える「命」があります。

チームで挑む120日! カナエール2016ボランティア大募集!

児童養護施設や里親家庭からの進学を志す若者たちのスピーチコンテスト。 2016年も東京・横浜・福岡で開催します!
コンテストまでの120日間、若者たちをサポートするボランティアを募集しています。一昨年のボランティアとして参加した“デイブ”に、やりがいを語っていただきました。
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デイブはボランティアの3つのパートのうち、クリエーター(コンテスト出場者を紹介する3分間の映像を作成する役割)として参加。映像制作経験ゼロからのスタートでした。
「最初に説明を聞いたときに、きっとこれ大変だろうなって思ったんですけど・・・、本当に大変でした!」
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そんなデイブがはまったカナエールの魅力とは・・・
「子どもたちが自分たちの生き方とかいろんなことに向き合っているのに、短い間でしたけど寄り添っていけたことで、自分自身の考え方や生き方がものすごく影響されたかなと。そういうところがカナエールをやってよかったと思えることです。」
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「いかにルンジャー(コンテスト出場者)の魅力を引き出すか、すごく自分の腕にかかっているというのがやりがいかなと思います。」
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 「もう一回やるとしたら・・・またクリエーターをやりたいです!」
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一緒に若者の夢を応援しませんか。
6年目を迎えるカナエール。今年も合計60名のボランティアを募集します!
児童養護施設や里親家庭など、社会的養護の下で育ち、大学・専門学校等への進学を志す若者たちが、来年6月開催のスピーチコンテストで進学の夢を語ります。 コンテストまでの120日間、若者たちとチームを組んで一緒にスピーチ原稿と紹介映像を作成するボランティアを募集します。 新しいことに挑戦したい方、チームで何かを作り上げるのが好きな方、ご参加をお待ちしています!
説明会への受付開始しました! くわしくはボランティア募集ページをご覧ください。
http://www.canayell.jp/support/empowerment/

【児童養護施設の職員さんからのお便り】

2015年横浜で開催したカナエールスピーチコンテストに出場したカナエルンジャーが入所している施設の職員さんからのお便りを紹介します。
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施設に入所している子どもたちにとって、卒園後の進路や生活は私たちが想像している以上に本人たちにとっては大きな壁であり、不安要素でもあります。
子どもの貧困が取り沙汰されている今日、施設退所後の経済的な問題は大きく、時に進学を希望している子どもにとっては自らの夢を諦めざるを得ない事態にもなりかねません。
そんななかでのカナエールとの出会いは私にとっても子どもにとっても、とても大きなものでした。奨学金という経済的な支援だけではなく、カナエールの特徴である『顔の見える支援』は、正に私たち施設職員が日頃から心掛けている、子どもに寄り添うことそのものであると感じました。
スピーチコンテストへ向けて1人の子ども其々に3名のエンパワーと呼ばれるボランティアさんが付いて下さいます。皆さんは普段は仕事をされており、休みを利用して子どものスピーチの準備、自分と向き合う過程も共有しコンテストに臨みます。大勢の応援者の前で自らの生い立ちや夢について立派にスピーチする姿を見た時は、その子の努力と成長を目にして心が揺さぶられたのを憶えています。子どもにとっても必ず自身と達成感を得られる取り組みとなります。またスピーチコンテスト後も私たち施設職員とは違った視点で関わりを持ち、支えて下さっています。私たちが子どもを関わってきた過程を思えば、それまで関わりがなかった方がそれらの支援をするのは並大抵の苦労ではないはずです。本当に頭が下がります。
このようにカナエールは、奨学金支援という枠を大きく越えた人と人との豊かなつながりを生み、子どもを成長させてくれます。子どもを社会ではぐくむという大切な役割の一端を担ってくださっているブリッジフォースマイルの皆様には心から感謝を申し上げるのと共に、今後も子どもたちのための支援に尽力してくださることを願います。
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2016年もカナエールを開催します。
子どもたちの活動を支えるボランティアを募集しています。
http://www.canayell.jp/support/empowerment/

カナエール2016始動!

先日、カナエール2016の実行委員のキックオフを開催しました。
6年目となるカナエール2016。多くのご支援をいただけるよう実行員一同、気合いを入れて活動を始めています。
子どもたちの夢を応援し、スピーチまでの支援をするボランティアを募集しています。
ボランティアってどんなことやるのかな?児童養護なんて全然知らないけどできることあるかな?って思っている方。是非、ボランティア説明会に参加してみてください。
ボランティア説明会への受付は、以下のボランティア募集ページをご覧ください。
ご参加をお待ちしています!
http://www.canayell.jp/support/empowerment/
 

【カナエール2016開催! 今年もボランティアを募集します!】

一緒に若者の夢を応援しませんか。
6年目を迎えるカナエール。今年も合計60名のボランティアを募集します!
児童養護施設や里親家庭など、社会的養護の下で育ち、大学・専門学校等への進学を志す若者たちが、来年6月開催のスピーチコンテストで進学の夢を語ります。 コンテストまでの120日間、若者たちとチームを組んで一緒にスピーチ原稿と紹介映像を作成するボランティアを募集します。 新しいことに挑戦したい方、チームで何かを作り上げるのが好きな方、ご参加をお待ちしています!
説明会への受付開始しました! くわしくはボランティア募集ページをご覧ください。
http://www.canayell.jp/support/empowerment/

【報告書2015】完成いたしました。

カナエール2015の報告書が完成いたしました。
こちらからご覧下さい。(ブリッジフォースマイルHPへのリンクになります)
[PDF]カナエール報告書

報告会を開催しました〜奨学生からの近況報告〜

カナエールバトンは、カナエールの継続サポーターや協力・協賛企業などの関係者をお招きし、カナエールの活動報告・カナエール奨学生(カナエルンジャー)からの近況報告や、支援者・関係者のみなさまとカナエルンジャーとの交流の場として、年1回開かれています。
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カナエールバトンには、スピーチコンテストまでカナエルンジャーとチームを組んでサポートした社会人ボランティア(エンパワメンバー)も参加しています。今回、カナエールバトンの運営はエンパワメンバーが中心となりながら、企画・設営・買い出し・受付・誘導・撮影などを分担して準備を行いました。
主役のカナエルンジャー達も集合し、いよいよ来場者の受付が始まりました。みんなちょっと緊張の面持ちでスタート。会場は、90名程の参加者で埋まりました。
 

  • 開会(2015年カナエールのご報告)

ブリッジフォースマイル代表の林から、カナエール2015の報告です。
「東京・横浜・福岡の各会場とも多くのお客さまにご支援いただき、約1400名近くの方が来場されました。また、つい昨日のことですが、カナエールの話をして欲しいと依頼があり、福岡で開催された里親フォーラムにお邪魔して参りました。その他の県からもカナエールをやりたいという要望が多く寄せられています。今後さらにカナエールの活動を広げていきたいと思っています。」
 

  • カナエール2015 最優秀スピーチ映像

各回会場での最優秀賞を受賞した、東京ゴールドのけーたろー(夢はジャーナリスト)、横浜ゴールドのかんみす(夢は看護師)、福岡ブラックのゆうせい(夢は児童養護施設の指導員)のスピーチコンテスト時の映像を鑑賞しました。その後映像に登場したカナエルンジャーからの感想のコメントがありました。けーたろーは「今受験で大変なので、自分自身の映像に勇気づけられた」そうです。かんみすからは、「スピーチでは自分のことばかり話したけど、もっと看護師の話しをすればよかった」とのコメントがありました。
 

  • カナエルンジャーの近況報告

参加したカナエルンジャーを代表して、来春卒業を控えた7名のカナエルンジャーからの近況報告がありました。何人かからは就職が決まったとのうれしい報告があり、会場は温かい拍手で包まれました。資格試験や勉強・就職活動など、それぞれに夢に向かってがんばっている様子が伝わってきました。
 
ゆうた(2011年度オレンジ)
「大学で歴史学を専攻、教員試験目指して勉強中です。今年は岩手県に彼女と旅行に行きました。教育実習で改めて教員への思いを強くしました。今は教員になるべく就職活動中です。」彼女との旅行の話のときはちょっと照れくさそうでした。
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すがちゃん(2014 年度イエロー)
「建築家を目指して建築の専門学校に通っています。学校の課題で鉄筋コンクリートのビルの模型や図面を作りました。最近一人暮らしを始めました。アルバイトはコールセンターやスカイツリーの売り子などをしています。来年は研究科に進学する予定で、在学中に建築士の資格を得て、その後就職したいと思っています。」
精巧なビルの模型の写真を見せてくれました。どの部屋がどのように使われるか、事前にイメージしながら作るのだそうです。
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さっつん(2014年度パープル)
「保育士を目指して専門学校に通っています。来年の3月に卒業予定で、来月から就職活動予定です。里親さんの兄弟のうち1人が先日ご結婚し、もう1人はお子さんが生まれました。学校の学園祭でよい思い出が作れて楽しかったです。卒業まであと半年、がんばります。」
ご家族の写真を交えて話してくれました。同じチームでサポートしたエンパワが感激の涙を見せる一幕も。
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アッサー(2014年度ゴールド)
「都内の美容学校2年生で、内定も決まり、国家試験課題に向かって毎日練習中です。学校でできないことがあり壁にぶつかって、体調を崩すこともあったけれど、自分にはこれしかない、という気持ちを大切に、日々がんばっています!」
学校のビューティーショーにB4Sスタッフやエンパワとで訪問したとのこと。とてもうれしかったそうです。
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カービィ(2013 年度オレンジ)
「准看護師の専門学校に通っており、卒業後正看護師の取得を目指しています。11月から就職活動予定で、4月には就職できるようにがんばります。」
岩手からわざわざ駆けつけてくれました!
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りぃこ(2014 年度ピンク)
「就職が決まって、10月から、航空会社の地上職(グランドスタッフ)として働く予定です。客室乗務員になるのが希望だったので、客室乗務員にチャレンジするか、内定をもらった第一志望の航空会社のグランドスタッフになるか悩みましたが、第一希望の会社だったのでグランドスタッフに決めました。何年後かには客室乗務員にチャレンジしたいです。もうすぐ働き始めるので、分厚い資料を覚えるために毎日勉強しています。」
就職する航空会社では、グランドスタッフから客室乗務員になるという制度もあるそうです。夢に向かってがんばっている様子が伝わってきました。
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りぃ(2014グリーン)
「公務員を目指しています。一次試験を終了し、内定目指して二次・三次試験がんばります。施設の仲間と蔵王に旅行に行って楽しかったです。学校では、チアリーディング部に所属してがんばっています。」
公務員試験を終えた足で駆けつけてくれ、楽しそうな旅行の写真を披露してくれました。
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  • 交流タイム

来場者・カナエルンジャー・エンパワメンバーがいくつかのテーブルに分かれて、お茶やお菓子とともに、交流の時間を楽しみました。「カナエールで楽しかったこと」「100万円あったら何に使うか」などの質問カードが用意されており、カナエルンジャーがカードをひいて書いてある質問に答えたり、近況の話をしたりと、和やかな時間となりました。
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  • セルフリーダーシッププログラム(SELP)のご紹介

カナエールのボランティア、エンパワメンバーとしての参加と同時並行で開催する研修プログラム、SELPが昨年開設されました。
担当の鵜川氏からの説明と、受講したエンパワメンバー、つづくんからコメントをもらいました。
 

  • カナエルンジャーからの今後の抱負

参加したカナエルンジャー全員から、今後の抱負に関するコメントがありました。アルバイトと勉強の両立を目指す、就職活動をがんばる、資格試験や公務員試験に挑戦するなど、改めてそれぞれの夢に向かって挑戦していく決意表明となりました。「髪を切ったけど失恋じゃありません」「学園祭のティモン役がんばります」などのコメントも飛び出し、会場の笑いを誘っていました。
 

  • 閉会のご挨拶

カナエール東京・横浜実行委員長の植村より、閉会のご挨拶。
「カナエールでは、コンテストが終わってから卒業までを『グランドカナエール※』、コンテストが終了したカナエルンジャー・エンパワメンバーをそれぞれ『グランドカナエルンジャー』『グランドエンパワメンバー』と呼び、意欲面での継続的なサポートを実施しています。おかげさまで5年目を終え、45名のグランドカナエルンジャー・70名のグランドエンパワメンバーが一緒となった大所帯になってきました。また、継続サポーター270名・後援企業40社と、大変多くの方にご支援をいただいています。本当にありがとうございます。
今年もすでに9月から2016年度のカナエルンジャーの募集が始まっています。今後とも引き続きご支援をよろしくお願いいたします。」
 
※グランドカナエール補足
カナエールでは、スピーチコンテスト終了後、毎月の奨学金給付という資金面での支援と合わせ、グランドカナエルンジャーを見守り支える意欲面でのサポートも行っています。日ごろの様子がわかるカナエールSNS、年4回のイベント、個別面談を行うよろずナビなど、多彩なプログラムでグランドエンパワメンバーが卒業を目指す彼、彼女達を「交流、相談」を通してサポートしています。
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カナエルンジャーがご来場者をお見送りし、カナエールバトンは無事閉幕いたしました。
今年度のカナエルンジャーには、コンテストにて会場の皆様にいただいたメッセージをまとめ、
アルバムにしたものを渡します。
カナエルンジャー達は、メッセージや写真を真剣な眼差しで見つめていました。
 
【取材後記】
久しぶり再会したカナエルンジャー・エンパワ達の笑顔が素敵でとても印象的でした。私自身も同じチームだったカナエルンジャーと再会し、生き生きとインターンでの体験を語る姿にうれしいやら安心するやら。他にも久しぶりに会った子の変わらぬ笑顔に癒されたり、会うたびに大人っぽくなる子に成長を感じたり、来られなくなった子はどうしているかなぁと思ったり。カナエルンジャーはそれぞれ、慣れない一人暮らしにとまどったり、時には体調を崩したりしながらも、勉強や資格試験・実習・アルバイトなどにがんばっている話をしてくれます。そんな話を聞いていると毎回こちらが勇気づけられます。全員が無事に卒業できることを祈りつつ、これからも見守っていきたいと思っています。
(グランドエンパワメンバー はるはる/横浜レッド2015)

【お問い合わせを多数いただいております】寄付の税制優遇に関して

メディア掲載をいただいたことにより、現在、複数のお問い合わせをいただいております内容を
こちらでもご連絡させていただきます。
カナエールは、NPOであるブリッジフォースマイルが運営するプログラムになり、
ご寄付は税制優遇の対象になります。
詳細はこちらをご覧ください>http://www.b4s.jp/faq/#a_contribution
継続サポーターを12月中旬までにあと162口集めることができれば、
2016年に10名の奨学生を募集する目処が立てられます。
(最低限必要となる450口中、ただいま288口の継続サポートをいただいております。2015年9月現在)
ご支援を、どうぞよろしくお願い申し上げます。