【事前発表会@横浜】ピンク、ホワイト

今回のレポートでは、最後の2チーム、横浜ピンクと横浜ホワイトを紹介します。
 

  • 横浜ピンク ジェイ

叶えたい夢は、児童養護施設の職員。優しく語りかけるように話すジェイ。
「自分のこれまで歩んできた道で感じたたくさんのことをみんなに届けたい」
そんな気持ちが強く伝わってきました。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ


 

  • 横浜ホワイト あぐぅ

叶えたい夢は、カフェを開くこと。笑顔がとってもチャーミングなあぐぅ。
1人1人に語りかけるように話している姿が印象的でした。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ


 
全員のスピーチが終わった後、株式会社フジテレビジョンCSR推進部の木幡さんから、ただ話すのではなく、「伝わるように伝える」気持ちで話すのが大事であるとお話がありました。そして、恒例の滑舌と発声のレクチャーです。エンパワや実行委員も一緒になって、楽しく声を出していました。
この事前発表会で、カナエルンジャーたちは、カナエルンジャー同士、他チームのエンパワや実行委員から、スピーチの感想やアドバイスのフィードバックをたくさんもらいました。とても刺激になったと思います。
横浜でのスピーチコンテストまで、あと約3週間。
残り少ない時間で、どれだけの進化を見せてくれるのか楽しみです。
彼らの「伝えたいこと」、ぜひご自分の目で、耳で、感じに来てください!!

【レポート:実行委員 ゆき・なかちゅん】

【事前発表会@横浜】ゴールド、グリーン、ブラック

前回のオレンジ、パープル、ブルーに引き続きスピーチをした3人を紹介します。

  • 横浜ゴールド キキ

叶えたい夢は、保育士。「話し方にリズム感がある」と褒められていたキキ。そのスピーチは、保育士を目指そうと思ったエピソードがたくさん散りばめられていました。保育士に対するキキの強い想いが伝わってきました。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ


 

  • 横浜グリーン なっさん

叶えたい夢は、美容師。自分の大切な人のことを想い、その人に届けるようにスピーチをしていたなっさん。スピーチ原稿を、自分の言葉として伝えるために、あとは練習あるのみ!

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ


 

  • 横浜ブラック しょい

叶えたい夢は、外国語を学んで様々なものの見方を得たい。スピーチの表現力がピカイチだったしょい。マイクがなくても伝わるくらいのパワフルな声で、みんなを自分の世界に引き込んでいました。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ


 

スピーチが終わった後、「今日のスピーチはどうだった?」という問いに対して、今の自分の課題を口々にあげていたカナエルンジャーたち。本番でさらに良いスピーチをするために、彼らの挑戦はまだまだ続きます!

【レポート:実行委員 なかちゅん】

【エンパワ日記】勇敢な18歳

カナエルンジャーたちを支えるエンパワ。その年齢も、職業も、生まれ育った環境も多岐にわたっています。
「こんな大人もいるんだ」
カナエルンジャーたちにとって、この120日間は、そんな発見ができる機会にもなることでしょう。
今回のエンパワ日記は、日本で14年間過ごしているベンからの報告です。
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横浜ゴールドのマネージャーのベンです。カナエールに参加するのは初めてです。
今回のエンパワ日記は横浜ゴールドのカナエルンジャーは、保育士に目指している、キキとの活動についてを報告したいと思います。
キキと初めて会ってから2ヶ月程が経ちました。2ヶ月が確かに短いとはいえ、かなりなピッチで親しくなりました。今から考えると初顔合わせのオリエンテーションや合宿は大分前と感じます。
キキは保育士のための勉強、アルバイト、引越し、又は趣味のバスケの合宿や友達との集まりで、本当に忙しいけれども、エンパワーと会う為に色々と調整してもらっています。
会う場所は、東京や横浜のファミリーレストランと喫茶店になり、食事をしながら、キキの夢について話したり、スピーチの流れを議論したりして、原稿を改善しています。
しながら、いつも自分の18歳のころを思い出して、まずは数百人の前にスピーチをすることは絶対に出来ませんでしたカナルンジャー達は過去に辛いことはそれぞれ経験をしましたが、諦めず夢をもち、そしてその夢について沢山の人の前に叶えることは非常に勇敢でなければなりません。本当に尊敬します。
お読みになって方々へ:今後のスピーチコンテストにカナルンジャーの応援の為は是非にいらっしゃってください!
ベン(横浜ゴールド)
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カナエルンジャー“キキ”が出場するカナエール2016夢スピーチコンテスト横浜は6月18日開催です。ぜひ会場でキキのスピーチに耳を傾けてください。客席に座るあなたの存在がキキの夢を叶える力になります。チケット代はキキたち出場者の奨学金に充てられます。
【横浜会場】6月18日(土)神奈川公会堂(神奈川県横浜市)
http://canayell2016y.peatix.com/
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【事前発表会@横浜】オレンジ、パープル、ブルー

カナエール横浜スピーチコンテストまで1ヶ月を切った6/22日曜日。チーム活動を続けて来たカナエール横浜の8チームが揃い、本番と同じ進行で、カナエルンジャーの紹介VTRを流し、そしてカナエルンジャーとエンパワが舞台に登壇する。
そして、今の最高のスピーチをする。
VTRはまだ撮影できていない箇所やBGMが入っていない箇所がある。メモや原稿を見ながらスピーチをするカナエルンジャーがいる。
声が小さかったり、視線が下を向いていたり。5分をかなりオーバーしていたり。
それでも、今は良いのです。あと27日。この27日で大きく変わることを我々実行委員は信じています。
スピーチをした順番に、最初の3人を紹介します。

  • 横浜オレンジ のこっち

叶えたい夢は、ゲームクリエイター。緊張のためか、声は若干小さめだったけど、落ち着いて話していました。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ

  • 横浜パープル まいたけ

叶えたい夢は、パタンナー。パタンナーについての説明や、何故パタンナーを目指すのか。丁寧に説明し、できるだけ客席を見て話していました。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ

  • 横浜ブルー T2

叶えたい夢は、調理師。コストを考え、栄養を考え、食べる人の喜ぶ顔を想える調理師になりたいという想いを力強く話していました。

スピーチを見守るエンパワ

スピーチを見守るエンパワ

最初の3チームのためか、緊張して声が小さかったり、勝手がわからなかったりなど有りましたが、スピーチ後、緊張から解放されて講評を聞く彼らの笑顔が素敵でした。

次回レポートは、横浜ゴールド、横浜グリーン、横浜ブラックを紹介します。

【レポート:実行委員 ゆき】

【エンパワ日記】本当のカナエールの素晴らしさを味わうなら・・・

スピーチコンテストに出場する奨学生(カナエルンジャー)と彼らを支えるチームの活動をお伝えするエンパワ日記。今回はチーム東京パープルからの報告です。チームメンバー(エンパワ)として今年カナエールに3度目の参加となる“なべさん”にレポートいただきました。
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自分がボランティアに全く関心がなかった人間なので、「カナエール」のことをどんなふうに紹介すればいいのか戸惑ってしまう。
けれど、拙いながらも説明せざるを得ない場面が訪れます。
カナエールの晴れの舞台はスピーチコンテストですが、スピーチ以外にもやらなきゃいけないことがあります。
それは、スピーチする若者たち(カナエルンジャー)が夢をよりリアルにイメージできるように、その夢に関わる人にインタビューしなければならないんです。
それを「仕事人インタビュー」と呼びます。
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インタビューの質問はカナエルンジャー本人が考えます。
その様子を撮影して、スピーチコンテスト当日に流します。
(若者がスピーチする前に3分間の動画を流すので、その動画の中にインタビューの様子が含まれる形です)
インタビューのアポ取りはエンパワが行います。
当然、インタビューさせていただくのですから「カナエール」がどんなものなのかを説明しなければなりません。
丁寧に、言葉を尽くして。
すると、不思議なことが起こります。
とても言葉足らずで、カナエールの素晴らしさの100分の1も伝えられていないのに、インタビューに快諾いただけるのです。
そして、驚くほど真剣に、熱意を持って、インタビューに応えていただけます。
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その方は、職場に招いていただいて、カナエルンジャーが憧れる仕事場、職場見学までさせていただきました。
そして、仕事場の同僚の皆さんが集まる事務所にも立ち寄り、なんと、そこで訪問している若者を同僚の皆さんに紹介してくれたのです。
皆さん仕事の手を止めて挨拶を返してくれました。
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その場面、涙が出そうなほど感動にふるえました。
職場見学でも十分に感謝なのに、そんなことまでしていただけるなんて。
その方の人徳なのかもしれませんが、きっと職場にちゃんと説明して理解を得てるってことで、同僚の皆さんにも予め賛同を得ていただいているということで、そこまで準備してくださったってことですもんね。
どうして、そこまでしてくださるんだろう?
不思議です。
でも、そんな不思議な人と出会えて、感動をもらえるんです。カナエールって。
スピーチコンテストはもちろん素晴らしいです。
ぜひ聴きに来ていただきたいです。
でも、本当のカナエールの素晴らしさを味わうなら、エンパワをやってみるのが一番です。
オススメします。
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カナエール2016夢スピーチコンテストは東京・横浜・福岡の3拠点で開催します!
【横浜会場】6月18日(土)神奈川公会堂(神奈川県横浜市)http://canayell2016y.peatix.com/
【東京会場】6月25日(土)四谷区民ホール(東京都新宿区)
http://canayell2016t.peatix.com/
【福岡会場】7月3日(日)黒崎ひびしんホール(福岡県北九州市)http://eventon.jp/3305/
 

『どんな環境で生まれ育っても、夢と希望を持って笑顔で暮らせる社会に』

しなやかに、自分らしく生きる女性を応援するプラットフォームサイト「Rhythmoon(リズムーン) 」に、ブリッジフォースマイルの広報担当の植村がインタビューが掲載されています。
カナエールについても触れていますので、ぜひご一読ください。
http://www.rhythmoon.com/column/2015/12/post-1554.html
子どもの貧困、虐待のニュースは度々聞かれるようになりましたが、その受け皿となる「児童養護施設」の認知度はまだまだ高いとは言えません。
そこで生活している、または生活してきた子どもたちがどのような子どもたちなのか、ぜひご自分の目で、耳で感じてください。
「実際に彼らに会っていただくと、イメージはガラリと変わるかもしれません。」
 

『誰かのために夢中になる120日間』

Think Future, Live Now.なウェブマガジン、Earth Gardenにカナエールが紹介されています。
「子どもは泣いてないないのに、エンパワが泣いていたりする(笑)」
エンパワとルンジャーが120日間本気で「夢」と向き合ったときに起こしていく心の変化。
その過程を第1回カナエールではトレーナーとしてルンジャーのスピーチ作りをサポートし、
現在はトレーナーとして、エンパワやルンジャーの活動を指導している
「うーさん」こと鵜川洋明さんがインタビュー形式で語っています。
http://www.earth-garden.jp/study/39398/
 
子供たちのスピーチももちろんですが、後ろで聞いている大人であるエンパワたちの表情も
スピーチコンテスト当日の見所のひとつかもしれませんね。

【映像をブラッシュアップ!】クリエイター勉強会

5/14土曜日の午後、第4回目のクリエイター勉強会を開催しました。
2ヶ月前に最初の勉強会を開催したときから、たくさんのチーム活動の写真や動画を撮影し、ストーリーを考えて、3分間の動画を作り上げて来ました。
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今回の勉強会では、映像編集ソフトウェアの、より凝った表現方法の質問や、テクニックへの質問が増え、実行委員のクリエイターチームは待ってましたと喜んで丁寧に教えています。
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他のクリエイターはどんなテクニックを使っているのか?その様子をのぞき込んで、お互いに勉強し合っています。
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まだ、これから仕事人インタビューの撮影を控えているチームでは、その部分を黒い画面にして、文字で説明を入れたり、ほぼ完成しているのではないかというようなチームもありました。
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音声の大きさが揃っていない箇所や、風などのノイズが気になる所、説明の文字が見えにくい箇所など、まだまだ修正する箇所はたくさん有ります。
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オリジナルのBGMを使っているチームもあり、各チームのアイデアがすばらしいです。
最後に、全チームの現在の動画を全員で見ました。大きな画面で見ると、いままで気付かなかった箇所が見えたり、この部分は撮り直した方が良いかななど、いろいろな気づきが得られたようです。
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残り1ヶ月あまり。更にブラッシュアップされた映像が期待できます。

【レポート:実行委員 ゆき】

 

知っていますか?奨学金のホントのところ – カナエールが目指すもの

■ 奨学金の現状
返済が滞る奨学金。ニュースはもとより、政治の舞台や、日々の会話の中でも「給付型奨学金」という言葉を耳にする機会が多くなったように思います。奨学金には貸与型奨学金(返済義務があるもの)と給付型奨学金(返済義務がないもの)があります。現在話題になっているのが貸与型奨学金の問題、そしてその解決策としてクローズアップされているのが給付型奨学金です。
実際の数字をシミュレーションしてみましょう。選んだ進路によりますが、貸与型奨学金を利用した場合、一般的に20代で300~600万円近くの借金を負うことになります。大学卒業後、就職できないと、返済遅れや返済不能に陥り、負の連鎖から逃れられない人も多くいるため、貸与型奨学金の未返還者は実に32万人を数えます。このことが社会問題としてクローズアップされているのです。
(西日本新聞より参照 http://www.nishinippon.co.jp/feature/tomorrow_to_children/article/235895)
■ 一人暮らし1ヶ月あたりの生活費平均
初任給(平均)約20万7,450円(手取りだと17万程度)
奨学金返済額 平均300万 16年完済の場合・15,600円 

  • 家賃65,000円
  • 電気代3,500円
  • ガス代4,000円
  • 水道代3,000円
  • 食費 25,000円
  • 通信費、交際費、日用品、その他 50,000 円
  • 生活費合計:150,500円

この数字を見るとわかる通り、貯金はおろか、奨学金を返すのがやっと。冠婚葬祭などの急な出費が発生してしまうと、家計は火の車です。就職・転職がうまくいかなかったり、病気にかかって仕事ができなくなると万事休すその月に支払えなかった奨学金は、翌月に繰り越され、翌月は支払額が2倍に…。このようにして、負の連鎖がはじまるのです。おそらく正規雇用でないと、返済へのハードルは相当高い数字となっています。これが奨学金をめぐる厳しい現状なのです
 
■ 給付型奨学金としてのカナエール
 こうした中、カナエールは給付型奨学金の形を取っています。卒業までの間、月々3万円の奨学金を給付します。決して多い金額とは言えませんが、親を頼ることができず、学びながら働きながら、学業と生活を両立させなければならない若ものに、約40時間分のアルバイト代に相当する「時間のプレゼント」をすることで、進学率が20%(全国平均75%)、進学先の中退率が30%(全国平均10%)という社会的養護出身者をサポートすることができると考えています。近年では、日本財団による夢の奨学金を初めとして、地方公共団体や支援組織が社会的養護出身者を対象とするこの「給付型奨学金」に積極的に取り組む動きが見受けられます。多くの若ものに継続的な支援が差し伸べられればと思います。
 
■ カナエールと夢スピーチコンテスト
私も社会的養護に支えられた当事者の一人です。2007年に施設を退所後、四年制大学に進学。当時は奨学金の選択肢がほとんどなく、私が受けることができたのは、日本学生支援機構の「貸与型奨学金」のみ。
卒業して5年たった現在も奨学金の返済を続けています。そんな当事者の経験を持つ私が、実行委員として関わっているカナエール。その特徴をお話します。
 ・特徴①
多くの若ものは、とにかく奨学金が欲しい。何をするにしても先立つものはお金
—施設を卒業したら、1人で
生活しなくちゃいけないから。18歳で。
私たち当事者は『信頼できる大人との継続的な関係』を1番必要としています
—施設を卒業したら、1人で
何でも乗り越えなきゃいけないから。18歳で。
カナエールへの参加は、多くの場合、最初はお金が目的かも知れません。しかし、時間が経ってみると、お金以上にカナエールを通して自分を支えてくれた大人たちとの関係が大事だということに気づきます。カナエールに関わって、そんな若ものたちを多く目にして来ました。
 スピーチコンテストを終えた後も、カナエールその後をサポートする「グランドカナエール」や、運営団体である、ブリッジフォースマイルのその他のプログラムとも連携しながら、彼ら彼女らを支えます。前年の夢スピーチコンテストで自分の施設の先輩の姿を見て、応募をしてくれる奨学生も増えて来ました。決して多くの若ものをサポートできるプログラムではありませんが、社会的養護出身者のロールモデルとなるような、そんな先輩たちが生まれるプログラムであって欲しいと考えています。私も今、自分の後輩たちをカナエールというプログラムを通じてサポートしています。
・特徴②
カナエールからの奨学金給付には、夢スピーチコンテストでの「スピーチ」が参加条件になります。カナエールの特徴は「資金」と「意欲」の両面から若ものの夢をサポートすることです。
若ものは120日間かけて、初めて出会った大人たちと「自分の夢を大勢の前で語ること」に挑戦します。3人の社会人ボランティア(エンパワ)を初め、様々なプロの大人のサポートを受けながら、本番の舞台を目指します。
このスピーチコンテストへの出場が「資金の条件」であり「意欲の源泉」になるのです。
 
おわりに…
今年もカナエール 2016 夢スピーチコンテストが開催されます。後輩たちが夢を語る舞台が、今から楽しみでなりません。是非、会場でスピーチに耳を傾け、彼ら彼女らの夢を「支える人」の1人になってください。会場でお会いするのを楽しみにしています

【レポート:実行委員ゆきまる/協力:こーすけ】

 

【エンパワ日記】4人で作る虹の架け橋

こんにちは、東京ピンクのマネジャー、アイ~ンです。
カナエールで出会ったかけがえのない仲間、感じたことを書いてみました。
昨年の12月に会社のイントラに掲載されたカナエールの記事を見て、真剣に進学を目指しつつも社会のサポートを必要とする子ども達の存在とカナエールの活動を知りました。
今までも様々なボランティアの記事などは目にした事がありましたが、カナエールの記事は、特に心に強く響くものがあり、自分にも何かできることがないか?できることがきっとある!できることをしよう!と思いすぐに応募し、初めて参加をすることができました。
そして、2月末に出会ったのが、カナエルンジャーのゆっちぃ、エンパワメンバーのみおむ、あゆちゃん、アイ~ンの4人!
結成されたチーム名は、東京ピンク!
4人は、この時、初めて出会いましたが、不思議と初対面の感じがしなく、すぐに仲良くなりました。
東京ピンクが6月末のスピーチコンテストに向けて始動した瞬間です!
ゆっちぃは、お母さんが韓国出身で、幼い頃から周囲に優しく温かい心を持った韓国の方々と出会ってきたこともあり、将来は韓国と日本の人々が仲良く心を通じ合わせる事ができる通訳の仕事について、日韓の架け橋になり、両国の平和に貢献したいと思っている優しい心と信念を持った女の子!
小学校から韓国語の勉強を続け、この春に念願の語学大学に入学した頑張り屋さん!
最初に出会った時、自分の夢をしっかりと自身の言葉で伝えてくるゆっちぃの姿をみて、エンパワの大人3名も「全力でサポートするね!お互いに何でも遠慮なく家族のように話しましょう!」と約束!
ここに東京ピンクの絆が生まれました。
それから、毎日、LINEでのコミュニケーションを欠かさず、日常の出来事から、相談、何気ない話しまで、会えない時間も一緒にいるようにしていくことで、3月末の合宿の時は、毎日一緒にいるような感じをチームで持つ事が出来ました。
まさに、アイ~ンがお父さん、みおむがお母さん、あゆちゃんがお姉ちゃん、ゆっちぃが妹だね~ 」という話が自然に出るくるくらいに!
そして、合宿の時に作ったチームフラッグは、ゆっちぃの思い描いている日韓の架け橋を虹でイメージして作り上げました。
「チーム4人でこの虹の橋を渡りたい」とゆっちぃが言ってくれた時は、みんなが素敵な笑顔になれ、コンテスト本番に向けて、みんな一緒に全力で行こう!と約束しました。
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4月に入り、ゆっちぃも大学生になり、新たな生活が始まりました。
毎日、新しい出来事がたくさんある中で、新しい友達にもいろいろと刺激を受け、改めて自身の夢を見つめ、一歩一歩前に進んでいます。
その中で、先日、自分の夢を既に職業にしている方々に直接会って、話しを伺う「仕事人インタビュー」というカナエールの活動を体験しました。
ゆっちぃは、2名のプロの韓国語通訳者にインタビューをする事が出来ました。お二人ともゆっちぃの夢を聞き、自身の体験談や仕事のやりがいなどを話して下さり、ゆっちぃにとって、とても貴重な経験をすることができました。
インタビュー後の日々のLINEの中で、ゆっちぃの夢に対する温度感がさらに高まってきているのが、チーム全員に伝わってきています。
大学生になったばかりの時に、自分の夢を既に職業として実践しているプロの大人に話しを聞けるという経験は、きっと生涯の財産の一つになると思います。
ゆっちぃには、この経験も踏まえて、ぜひ夢の実現に向かって、進んでほしいとエンパワ全員が願っています。
2月末にチームが発足し、2ヶ月が過ぎました。
この時間の中で、様々な環境で育ってきたカナエルンジャーの思いや夢に接する中で、私達、大人は、今までの生き方や人生、そしてこれからの人生、自分の夢など、様々なことを考えるきっかけや時間を貰えたような気がしています
これは、カナエールの大きな魅力、カナエルンジャーからの贈り物だと思っています。
5月に入り、コンテスト本番が近づいてきました!
毎日、一緒にいることが難しい中で、東京ピンクは、家族のように、日々、声を掛け合いながら、4人全員でスピーチの壇上に立つこと、妹ゆっちぃの夢の実現に、歩みを止めずに、一緒に進んで行きます!
そして、みんなで素敵な笑顔になりましょう!
最後に、
今回、6月に東京、横浜の会場にて、18名のカナエルンジャーが、自身の夢、希望、思いを自分の言葉で熱く語ってくれるスピーチコンテストが開催されます。
4月1日より、チケットは発売されています。現在も好評販売中です。
ぜひぜひ、カナエルンジャーのみんなに会いにいらしてください。
アイ~ン(東京ピンク)
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