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【エンパワ日記】夢との出会いは、人との出会い。

「夢との出会いは、人との出会い。」

これは私たち東京ピンクのカナエルンジャー・かまちょぴが、 過密スケジュールの合宿中、制限時間めいっぱいまで 悩みに悩んで、辿り着いたキーワードです。


カナエールに参加する前のかまちょぴは、ずっと高校を卒業したら、 何が何でも就職するんだと思っていたといいます。
就職以外の選択肢があるだなんて、考えてもみなかった、と。
でも、施設に入って、自分の気持ちと向き合う時間と心の余裕ができて。 その中で、ある夢を見つけた。
その夢は、施設の職員さんや子供たち、友達、バイト先の人たち… 様々な人との関わりの中から生まれたもので、またカナエールの プログラムを通じてたくさんの人たちからの支援があるからこそ、 そのための進学に踏み出せる。
だから、自分にとって、夢との出会いは、人との出会いなんだ、と。
  
かまちょぴは今、自分の過去を見つめ直し、夢の原点を辿り、 また、これから目指す姿をより具体的に思い描こうとしています。
それをお手伝いするのが、我々エンパワの役目。
過去も今の自分につながるものとして受け止めようとする姿に感涙し、 進学先や友人関係の悩みを一緒に分かち合い、 日々のLINEで交わす他愛のないやりとりに元気をもらいながら、 頑張り屋さんで芯の強いかまちょぴの良さが、よりよく伝わるような スピーチを目指して準備中です。
そんなかまちょぴの夢とは何なのか? どうしてかまちょぴはその夢を持つに至ったのか? 気になる方は、ぜひ東京会場へ!(笑) 東京ピンク一同、お待ちしています。
(東京ピンク:もりな)

[Volunteer's voice] To speech Gon-chan's dream in her own words [English]

Ben-san, who is participating in Canayell 2017 as volunteer called “Empower”, reports his activity in team Tokyo Green and how he is supporting a teenage speech-maker, Gon-chan.
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My name is Ben Strauss, and I am the Manager of the Tokyo Green team for 2017 Canayell. I am American and was raised in Michigan. I have spent 4 years in the early 1990s in Tokyo studying and then working for a Japanese company. More recently, I returned to Japan in 2006, and now live in Tokyo with my wife and three children. I currently work for the Japan subsidiary of a US-based software company, Oracle Corporation.

This is the second consecutive year that I have participated in the Canayell program. To be honest, last year’s participation was challenging for me. Of course there were many enjoyable moments working with the Canayell student as well as with my Empower teammates; however, not being a native Japanese speaker and not having grown up in Japan, I did struggle to keep up at times.  That said, with a year under my belt, I really expect to be able to make a bigger contribution this year!

Our Empower team is supporting a student whose nickname is Gon-chan.  We began our activities at the end of February where we first met and were assigned to our teams during a half-day orientation.

Gon-chan is 17 years old and became a high school senior from the beginning of April.  As we found out at orientation, she has already thought quite a bit about her future and has decided she wants to work in the hotel industry.

At this point, we are still coming together as a team – learning about each others hobbies, likes and dislikes, etc., but we have an overnight trip at the end of March where we will spend more time together and I am very much looking forward to learning more detail about Gon-chan’s dream to work in the hotel industry.


Recently, the Empower team and one member of the Bridge 4 Smile Administrative team visited Gon-chan’s home.  We were able to speak with one of the caregivers and hear more about Gon-chan’s day-to-day life.

We learned that Gon-chan is very busy with school, club activities, and her part-time job.  I realize that adding the Speech Contest preparation on top of this will be a challenge for her. 

Over the next 4 months, myself and the rest of the Tokyo Green Empower team are going to do our best to support Gon-chan to develop a speech that allows her to explain her dream in her own words.


To those that are reading this:  Please come and support the children at the Speech Contest in July! (1st for Yokohama, 8th for Tokyo)
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Caneyell 2017 speech contest is held at following dates and sites.
Canayell Yokohama 2017 : July 1st 2017 (Sat) at Yokohama Tsurumi Koukaido
Canayell Tokyo 2017 : July 8th 2017 (Sat) at Nissho Hall
Ticket is released on  April 10th on this website.

Read more about Canayell
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【エンパワ日記】姫やんの心の中の色んな想い

チーム「東京ブラック」のマネージャー、ぐっちゃんです。
私がカナエールを知ったのは、ほんの3か月前でした。
親を頼れない子どもたちの「夢をかなえるチカラ」を育み、彼・彼女たちの応援者を増やしていく。
その取り組みに共感して、今回初めて参加しました。
 
・・・
 
姫やんは、この春高校3年生に進級した女の子です。
私たちエンパワは2月末に姫やんと初めて会い、「東京ブラック」というチームになりました。
 
人見知りです、と教えてくれたけれど、会話をしたら少しずつ笑顔を見せてくれるようになった姫やん。
 
チームビルディングのワーク “マシュマロ・チャレンジ対決” の後に
そのマシュマロとパスタで、なんともキュートな東京ブラックのマスコットキャラクター

「マシュ殿」
を生み出してくれた、図画工作が得意な姫やん。
 
何か心配なことはある?と聞いてみると
「途中でやめたいって言っちゃうかもしれない」と話してくれた、素直でまじめな姫やん。
 
ちょっぴりシャイな姫やんにとって、大勢の応援者の前で夢を語るカナエールに応募するのは、きっととても勇気のいることだったのではないかと思います。
姫やんはどんな想いで、このカナエールへの参加を決めたのでしょうか。
 
・・・
 
この日を境に、LINEグループで、姫やんとエンパワ3人のコミュニケーションもスタートしました。
好きな食べもの、今日のできごと、「おはよう」「今帰りだよ」「おつかれさま(*´ω`*)」。
少しずつ時間と言葉を共有していきます。
 
・・・
 
3月中旬、エンパワと事務局担当者で、姫やんが暮らすお家(児童養護施設)を訪れました。
目的は、職員さんから、姫やんをサポートするためのアドバイスをいただくこと。
 
姫やんはやさしくて、一緒に暮らす小さな子どもたちをとても可愛がっていて。
職員さん以上に背中を追いかけられる存在だと教えていただきました。
この日も縄跳びで元気いっぱい遊んでいたかと思ったら、
私たちが帰る頃にはカラフルな絵の具で手が染まっていたり♪
 
学校、バイトといそがしいのに、
空いた時間でお姉さんの役目も頑張る、頑張り屋さん。
姫やんは、児童養護施設の職員を目指しています。
 
・・・
 
3月下旬。1泊2日の合宿では、30時間をチームメンバーと共に過ごしました!
分刻みのスケジュールで、たくさんのワークが用意されていました。
 

(序盤。合宿の目標を4人でシェア)
 
夢と向き合うワークでは、子どもも大人も自分の夢を打ち明けました。
お互いにどんなことを考えているのか知り、少しずつ距離も縮まります。

(お昼休憩もチーム行動。一緒にからだを動かしたり、おしゃべりしたり)
 
チームフラッグ作りを通して、姫やんの夢が、チームの目標になりました。
姫やんがちぎり絵で作った似顔絵をお手本に、エンパワもなんとか各々の顔を作り上げ、マスコットキャラの「マシュ殿」も配置して。
東京ブラックらしさ溢れるフラッグができあがりました♪

(姫やんから教わった小顔ポーズで☆)
 
1日目のワークを終えた達成感のなか臨んだキャンプファイヤー&マイムマイムでは
やっと “エンパワ(大人)への遠慮” を超えて、姫やんが素顔を見せてくれたように感じました。
 
合宿2日目、ついに夢スピーチコンテストの原稿作りが始まりました。

自分と深く向き合い、自分の想いを確かめながら、進めます。
 
みんなの前での初めてのスピーチ(プレプレスピーチ)を午後に控えて
緊張もあり、少し焦りもあり。
なかなかしんどい時間だったと思いますが、集中して取り組めました。
 
姫やんはどんな気持ちでカナエールに参加したのか、少しずつ話してくれました。
 
児童養護施設の職員になるために、進学したいこと
 
夢をかなえて、同じ境遇の子どもたちに伝えたいメッセージがあること
 
今まで支えてきてくれた人たちに見せたい姿があること
 
児童養護施設のことをよく知らない人たちに伝えたいことがあること
 
まだまだ、うまく言葉にはできないけれど。
強い想いを感じました。
 
これから少しずつ、姫やんにしか伝えられないことを、姫やんの言葉で、紡ぎ出していってほしいと思います。
 
・・・
 
合宿を終えた帰り道、姫やんから届いたLINEのメッセージは
「楽しかったし、すごく充実した2日間になりました」
 
ハードな合宿後でヘトヘトなのはエンパワも姫やんも同じ…はずですが、
帰宅後、姫やんは就寝時間を過ぎても原稿作りに没頭していたそうです!
 
1か月前に聞いた「途中でやめたいって言っちゃうかもしれない」という姫やんの言葉が
もう、ずっと昔のように感じられます。
 
・・・
 
これから姫やんは、目標にしている職員さんやお世話になった人たちに会いに行く予定です。
何を感じて、どんな夢、その先の未来を描いていくのか、とても楽しみです。
 
私たちは「エンパワ」。
姫やんと向き合い、気付きや歩みを見守り、ときには促すことができるように、力を合わせてサポートしていきます。
 
夢スピーチコンテストまでの、あと3か月間。
姫やん、とりちゃん、483(しばさん)、ぐっちゃん
4人で一緒に駆け抜けます!
 
7月8日(土)、カナエール東京会場へ
姫やんの夢、そして他のカナエルンジャーたちの夢を、聴きにいらしてください!
 
(東京ブラック:ぐっちゃん)

【エンパワ日記】ごんちゃんの夢をごんちゃんの言葉で伝えるために

カナエール2017に参加している社会人ボランティア“エンパワ”からの活動報告をお届けいたします。今回はチーム東京グリーンのベンさんからのレポートです。
エンパワとは?
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カナエール2017東京グリーンのマネージャーのベンです。アメリカのミシガン州の出身です。1990年代の前半に留学と就職で約4年に日本に住んで、また2006年から現在に至って約11年間に5人家族で東京に暮らしています。現在は外資系のソフトウェア会社の日本オラクルで働いています。
カナエールに参加するのは去年に続いて2度目です。去年のカナエールの経験は正直に言いますと大変でした。勿論、カナエルンジャーをサポートをすることと、チームメンバーと一緒に頑張ることで楽しい面も沢山ありましたが、日本語や日本のカルチャーを完璧には理解していない私にとっては、ついていくだけで精一杯で難しく感じられました。しかし、今回は去年の経験を生かして、もっと上手にできると自分に期待しています!
今年はカナエルンジャーのごんちゃんと、私を含めたエンパワメンバー3人と組んで活動をしています。
チーム発表は2月末にあって、その場で初顔合わせとなり、半日ほどチームとしてオリエンテーションに参加しました。
ごんちゃんはまだ17歳で、4月からは高校3年生になりますが、もうしっかりと夢を持っていて、ホテル業界で仕事をしたいと教えてくれました。
まだお互いの趣味や好き嫌いなどを情報交換し、チーム作りをしている段階ですが、3月末に一泊二日の合宿があり、そこでごんちゃんの夢についてもっと深くまで理解できるのを楽しみにしています。
 

先日はエンパワーメンバー3人と事務局の担当者で、ごんちゃんが住んでいる児童養護施設を訪ねました。
ごんちゃんを担当している職員さんにインタビューをさせてもらい、ごんちゃんの生活について色々と聞かせていただきました。
ごんちゃんは学校、部活、アルバイトなどでかなり忙しくて、更にスピーチコンテストに向けて頑張るのは大変だなと思いました。
今後の4ヶ月あまり、ごんちゃんの夢をごんちゃんの言葉で伝えるために、私たちエンパワ3人で沢山の支援をしたく、東京グリーンチームとして頑張りたいと思います。
お読みになっている方々へ
7月のスピーチコンテストへ、カナエルンジャーの応援の為に是非、いらっしゃってください!
(東京グリーン:ベン)
 

【エンパワ日記】カナエール2017走り始めました!

「東京ホワイト」のマネージャー、ノラです。
カナエール2017のチーム活動がスタートしました。
先日2月25日、東京のど真ん中でカナエルンジャー1名とエンパワ3名、合計4名のチームが発表されました。
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どんな夢を持っているカナエルンジャーと出会えるんだろう?
一緒に活動するエンパワーはどんな人なんだろう?ドキドキ・ワクワク、首を長~くしながら、その出会いを待っていました。
私たち「東京ホワイト」はカナエルンジャー(ディーン)、エンパワー(りょこ、あっつん、ノラ)の4名でスピーチコンテストまでの120日間を共に走ります。
次のイベントは3月25日~26日の合宿です。普段はそれぞれ生活が異なり、住む場所も違うのでなかなか会えません。
合宿までにお互いを知りたくてLINEで好きなこと・嫌いなこと等々、やりとりをして盛り上がっております!
また合宿までにエンパワはルンジャーの生活している施設に訪問をする予定です。
まずはお互いを知り、信頼を築けていけたらいいな…そんな思いのこの頃です。
私はカナエールにエンパワとして2回目の参加です。きっかけはカナエールスピーチコンテストのVTRを見たこと。
子ども達が真剣に、そして素直にありのままに語る姿に胸を打たれ、私にも何かできることがないだろうか、そう思うようになりました。
夢を持つ子供たちはキラキラしています。そんなルンジャーを通して「自分は夢を持っているのか?
キラキラした大人でいられているのか?」と考えさせられました。ルンジャー達が鏡になってくれて、沢山のことを気づかせてくれました。
自分が与えることよりも、頂くことのほうがよっぽど多いなあ、参加した率直な感想です。

「楽しみながら。でも真剣に!」をモットーに4人全員が笑顔でスピーチの舞台に立てるように120日間走りぬきます!皆さんもカナエルンジャー達に会いに来てください!!!4月10日よりチケット販売予定です。
(東京ホワイト:ノラ)

【エンパワ日記】カナエール2017 スタート!!

チーム「横浜ホワイト」のマネージャー、”ヤーテツ”です。
今年も始まりました。カナエール2017!! 去る2月25日、総勢約100名の大人たち・子どもたちがオリエンテーション会場に集まりました。
この日は、子どもたち(カナエルンジャー)との初対面+チーム発表、を控えているので、大人たち(エンパワ)のみんなは、どこか固い表情。 ドキドキ。ワクワク。そわそわ。 色んな感情が見て取れます。
去年も一緒に活動したメンバーとは、 「今年もこの時期がやってきたねー」 「”カナエール”は”春の季語”みたいなものだよね」 などと、想い出に浸りながらも、これから始まるチーム発表が楽しみな様子。 もちろん、僕もその一人です。
さて、というわけで午後からは、いよいよカナエルンジャー17名とご対面!! 大人たちみんなでハイタッチで迎えます♪

早速全員の前でカナエルンジャー一人一人自己紹介があり、 「人前で話すのは苦手だけど〜〜〜」 って話してた子が多いけど、みんなシッカリと話せていました! でも、もちろん緊張の表情は隠せません。
僕は二回目の参加なので、みんなの自己紹介を聞きながら、 ”この子達が120日間、どんな経験するのかな? 本番、どんなスピーチをするのかな?〟 と、やっぱりワクワクの気持ちが大きくなりました。

チーム発表の後、チーム毎のお昼ご飯、さまざまなワークと、色々なプログラムを通じて、 だんだん大人も子供も、表情が柔らかくなり、あちこちで笑い声が。
チームビルディングのワークでは、恒例のマシュマロチャレンジ対決。今年の一位は、東京オレンジのペイラーチーム、、70cm!! 僕の所属する横浜ホワイトで、66cmと二位! 三位も65cm(東京ホワイト)と、本当に僅差でした。 今年は50cm越えのチームが17チーム中8チームもあり、ハイレベル!!

諦めない。トライアンドエラー。アイデアを出し合う。などなど このカナエールの活動にも生かせるような学びが沢山ありました!
最後に、カナエルンジャーがカナエールの意気込みを発表。 自己紹介の時から、今日だけでも成長が感じられる、力強い発表でした! やっぱり、応援される側も・する側も、〝信頼関係〟が大切なのでしょう。

僕の個人的な目標は、 チームはもちろん、他のチームのカナエルンジャーとも、沢山会話をすることです!! せっかく、一緒にステージを創るんだもの。 カナエルンジャーも、エンパワーも、実行委員も、色々な形で支援をしてくださる人も、ブログをご覧いただいてるあなたも、 全員で創り上げるんだ!!
僕らは、『4人が笑顔で舞台に立つ』という共通のゴールに向かって、これからの120日をチャレンジしていきます!! この120日で、 どんなドラマが産まれるのか!? どんな化学反応を起こすのか!? どんな本番を迎えるのか!?
このブログを通して、皆様に少しづつ伝えて行けたらと思います。 そして、是非!! 東京・横浜会場へ、彼等・彼女等のスピーチを見に来てください。

(横浜ホワイト:ヤーテツ)

One Step – ボランティアはじめの一歩

先日のボランティア(エンパワ)研修は、日本オラクル様の本社で会議室を終日お借りさせていただきました。
新宿のビル群を目前に遠く富士山も見渡せる絶好のロケーションから、陽の光を浴びつつ、充実した研修を行うことができました。
参加したボランティアのみんなの目もキラキラ輝いていて、和やかな雰囲気の中、笑顔あふれる、はじめの一歩になりました。

今回は場所のご提供のみならず、5名の社員の皆様(川向様、吉武様、高橋様、中島様、横澤様)にボランティアとして誘導・研修のお手伝いにご参加いただきました。
お休みの土曜日にも関わらず、終日誠にありがとうございました。
何より、真紅のボランティアTシャツ、とても格好良かったです。
一部ワークにもご参加いただいた川向様・吉武様からは
「思っていたよりもずっと整った研修内容で驚きました。はじめてプログラムに参加された方を含めて、ボランティアの皆さんの真剣かつあたたかい眼差しに触れて、またディスカッションを通じていろいろと考えさせられました。今からスピーチ大会を見るのが楽しみです」
というありがたいお言葉を頂戴しました。
また、本日もご参加いただいた高橋様は、一昨年2015年から「チャリティチャリ」という自転車ロングライドの取組によって広く寄付を募っていただき、カナエールを応援いただいています。
http://www.cyclingforcharityjapan.com/
(今年のライドは、コンテストの翌日から1ヶ月間を予定しているそうです)
私は、これまでカナエールにかかわるボランティア活動というと、エンパワ・実行委員として実際に子供と接する活動に参加したり、寄付等を通じた金銭面での支援を行なったり、という側面ばかりを考えがちでしたが、今回のサポートを目の当たりにして、ボランティアの関わり方はひとつではないと改めて気づかされました。
多くの方々に助けられながら、今年のカナエールは順調にスタートしました。
(実行委員: えるも、おじゃる)

卒業までのスタートライン

カナエール実行委員のデイブです。
今日はカナエール2017のボランティア研修に参加してきました。
今年もいよいよ始まったというワクワク感でいっぱいです!
自分は、2014年に初めてエンパワメンバーとして参加し、その後は実行委員として運営に関わり続けて、今年で4年目になります。
当時担当したカナエルンジャーは「さゆりん」という女の子で、彼女がステージで語った夢は歯科衛生士になること。施設で育った彼女は、家族思いなのに家族と暮らせない、そんな切ない気持ちも夢と共に語ってくれました。大好きなおじいちゃんとのエピソードは今思い出しても涙が出そうになります。
当時の事を振り返りながら今日研修に参加していると、ちょうど、一緒のエンパワチームだった「ゆきっち」から写真が送られてきました。さゆりんの歯科衛生士の国家試験が3月に迫る中、彼女の合格祈願に湯島天神まで出かけて、エンパワ3人分の思いを込めて、絵馬を書いて奉納してくれたとのことでした。
これから始まるカナエール2017のスタートラインのこの場でこの写真を見て、なんというか、心が震えるというか、引き締まるというか、少し目が潤みました。
さゆりんは、これから夢を叶えるために試験に向かっていきます。勉強が大変だと言いながら、それでも3年間、必死に頑張ってきたので、きっと大丈夫と信じています。
そして今、これからカナエルンジャーと出会う大人たちへ、ぜひ最後までカナエルンジャーのことを見届けてほしい。そんな思いを胸に、自分もみんなと一緒に、120日間を駆け抜けていきたいと思います。
 

Google社員の皆さまによるPC研修(2017.2.5)

Google社員の皆さまのボランティア協力のもと、奨学生へパソコンの使い方をレクチャーいただきました。カナエールでは2015年度から、奨学生が使うパソコンとしてChromebookとクラウドサービスを活用しており、原稿作成やオンラインでのコミュニケーションを行っていくために、プログラムを通じてなくてはならないものとなっています。

子どもたちの中にはスマートフォンは触ったことあっても、パソコンは初めてという子どもも多くいます。一方で学校の授業で使ったことがある、施設で共用のパソコンを使っているという子も勿論います。ボランティアの皆さんは、そうした子どもたちの経験値の違いにも気を配りながら、ご用意くださったプレゼンテーションだけでなく、ハンズオン(手取り足取りの「手取り」の方ですね)での説明もしてくださり、子どもたちが新しい技術に触れたり、これまでに言葉を交わしたことのない大人と言葉を交わしたり、とても良い機会になっています。

みんなの飲み込みは早く、これからどんな風に使いこなせるようになっていくのかも楽しみです。

最後に記念撮影。カナエールのポーズを取ってくださいました。 Google社員の皆さまは、毎年社内でボランティアとしてこのChromebook研修をお手伝いくださるメンバーの募集をしてくださっており、笑顔とともに継続的に支えてくださる皆さまがいること、大変心強く思っています。こんな風に応援の輪が広がっていく。ワクワク、しますね。

カナエールのその後、「妹」「友達」のような存在に。

『スピーチコンテストの後がはじまり。』
カナエールボランティアとして関わって3年が経ち、何人ものカナエルンジャーのスピーチを見守っていくと、そのような感覚を強く持つようになりました。
スピーチコンテストが終わった後は、たくさんの人の前で話した夢や目標へ向かいはじめ、
学生生活や今後の人生を作りあげていく道のりが始まるから。
カナエールボランティアは、スピーチコンテストの後も関わり方の形を変えて、
カナエルンジャーとの関係は続けられるような仕組みになっています。
その名も「グランドカナエール」。
私はいま、グランドカナエールの取り組みで、同じボランティア仲間である「おちえ」と「るんるん」と一緒に、2016年カナエルンジャー横浜ブラック「しょい」という女の子のサポーターをしています。
「サポーター」というと、何か支援をしなくてはならないような気になりますが、
実際は、4人のグループLINEで何気ない会話やスタンプを送りあったり、月に1度の面談で、お菓子を食べながら近況を報告しあうという、些細で、とっても楽しい時間を過ごしています。
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しょい との最近のやり取りは、大学生活やバイト先の出来事や年末の大掃除がんばりました!というような日常に関するメッセージがよく届きます。
サポーターからも
るんるん:「今日は6時に起きました!」(←早起きができない)
おちえ:「試験に受かりました\(^o^)/」
などなど、紹介しきれないほど日々、何気ない会話を楽しんでいます。
思い返すと、カナエールスピーチコンテストで過ごしてきた120日間以上に
しょい とは、年の離れた妹のような、友達のような関係に近づき、少しずつ夢に向かって進んでいく彼女をそばで見守ることが「支援」ではなく「日常」になっていることが、とても嬉しく思う日々です。
ぜひ、一緒にカナエールボランティアをやってみませんか?
カナエールボランティア説明会は明日で最終回となります。ご参加を心よりお待ちしています。
(実行委員:ゆきまる)
1月15日(日) 10:00-12:00 東京大手町
説明会への参加のお申し込みは、以下のボランティア募集ページをご覧ください。